小さなことだけど
黒板を清める
黒板を清める
森信三先生の本を読んでから、黒板をきれいに拭くようになりまし
た。
黒板を消すということは、終わりであり、始まりでもあります。
終わりと始まりの臨界点、はざまにおける行為が、黒板を清めるこ
となのです。
授業のまとめ、反省をしながら、板書を消していきます。
黒板に書かれたものを、体の中に入れるのです。
消滅させるわけではありません。
きれいにすることにより、次の授業へのエネルギーを吹き込みます。
(1)黒板消しのエッジを使って、まず字や線を書いた所だけを丁寧
に消す。
(2)黒板消しをクリーナーで綺麗にする。
(3)今度は、黒板全体をゆっくり拭く、というより清めるという感
じ で丁寧に黒板消しを使っていく。
(4)チョーク跡ひとつ無い黒板となるまで拭く。
濃い緑色となる。
杉渕学級の黒板は、いつもきれいです。