社会科見学 


   社会科見学
  
   今日は、社会科見学。
   朝早く出発。
   集合時刻までに全員そろう。
  「おはようございます」
   張りのある声であいさつ。
   校長先生のお話。
  「いってきます」
   見送ってくださった先生方にあいさつ。
  
   心ないドライバーの路上駐車のため、バス進めず。
   運転手さんは、バックで大通りへ。
   そのドライビングテクニックはすごい!
   朝からドラマチック。
  
  「よろしくお願いします」
   子どもたちの声に、ガイドさんびっくり。
  「元氣がありますね」
   今日、何度もいわれるこの言葉の1回目。
   ガイドさんの話を聴いていない子を注意。
   休み明けのせいもある。
   まだ、いわれないとわからない子がいる。
  
   さっそく、授業開始。
  「今日の社会科見学について、一言」
   全員が発言。
  「工場を見る前に予想しましょう」
   近くの人と話し合わせる。
   ただ見るのと予想して見るのとでは、質が違ってくる。
   当然、後者の方が高くなる。
   観点をもって見るからである。
  
  「予想した中で、これはというものをいいましょう」
   代表者が発言(半数の子)。
  
   このような感じで、授業を進めていく。
  
   休憩。
  
   その後は、音読の授業。
   列対抗音読合戦。
   ・『雨ニモマケズ』
   ・『月夜のみみずく』
   全員で『月夜のみみずく』
  
   歌
   『ウイズユースマイル』
  
   2番に入ったところで、工場に到着。
  

  社会科見学 2
  
   最初は、森永製菓の工場を見学。
   玄関の巨大キョロちゃんの前で、写真を撮ってくださった。
   ※帰りには、写真ができあがっていた。
   
   さすがに食品工場。
   衛生管理の徹底に、子どもたちも私もびっくり。
   ・帽子をかぶる。
   ・手を洗う。
   ・アルコール消毒をする。
   ・入るときには、エア。
    ※髪の毛、ほこりなどを払うため。
  
   これを、見学中何度したことか。
   潔癖性みたいだった(笑)
  
   圧巻は、40メートルのオーブン。
   エンゼルパイ用ビスケットを焼くオーブンがすごかった。
  
   見学が終わってから、バスの中で発表会。
   衛生管理のすごさにかんする意見がたくさんだされた。
   ・森永製菓の歴史
   ・スローガン「おいしく・たのしく・すこやかに」
   ・ロングランの製品
    ※小山工場で作られている製品「エンゼルパイ」「チョ
     コボール」
   ・その他いろいろ
   ほとんどが、はじめて知ることばかり。
   子どもたちは、驚いていた。
  
   子どもたちは、次々に発表した。
   バスの中で、見たことを書いていた。

   社会科見学 3
  
   社会科見学後の授業で…
  
   衛生管理に関する意見が続出。
  
   続いて、傷がある品物をチェックすることについて。
  「お客さんのために、傷があるものをチェックすると思いま
   す」
  「ちょっとの傷でも、氣になると思います」
  「傷があると、次は買わない」
  「クレームが来ないように、傷をチェックするのだと思いま
   す」
  「お客さんが見えない傷でも、見分けると思います」
  「お客さんではなく、自分が納得する品を提供したいのでは」
  「テーマが『おいしく・たのしく・すこやかに』です」
  「傷ものをそのままにしておいたら、テーマからずれます」
  「お客さんに最高の品物を提供したいんです」
  「自分たちの仕事に誇りを持っていると思います」
   などなど。
   話し合いは進む。
  
   ポイントは
   ・傷物を判別するのは
    →客のため
    →納得いく仕事をするため
  
    お客からのクレーム(危機管理?)
    お客に最高の品を提供したい
  
    テーマにあった仕事
    仕事にプライドをもっている
  
    などなど。

   社会科見学 3の2
  
   社会科見学後の授業で…
  
   傷をチェックする人はどんな人か?
   
   だれでもできるのか?
   アルバイト?
   ベテラン?
  
   ・ベテラン
   ・仕事をよく知っている人
   ・見分ける力がある人
   ・工場で一番実力がある人
   ・意識が高い人
   ・仕事に誇りを持っている人
  
   このような意見が出された。
  
  「あなたが工場の責任者だったら、どんな人を指名しますか」
  
   ◆傷のチェック
    ・お客さんのため
    ・自分たちのため(仕事に誇りを持っているから)
     →お客さんに最高の品を提供したい
  
    ・チェックする人はどんな人か?
     予想
   

   社会科見学 4
  
   昼食
  
   しもつけ風土記の丘で昼食。
   快晴。
  「先生、好きな人同士で食べていいですか」
   ある子がいう。
   私は、この「好きな人同士」が大嫌いである。
   そのことを告げる。
  「もし、一人ぼっちになる人がいたらどうしますか?」
  「…」
  「私が誘います」
   思いは様々。
   基本的に班行動なので、弁当を食べるときくらいは自由と
  思ったのか?
   その子は、神妙な顔になった。
  「後は、君たちの判断に任せます」
  
   子どもたちは、男女固まって食事をしていた。
   8人ぐらいのグループが多かった。
   思うところがあったのだろう。
  
   食事の後は、ゴミ拾い。
   割合きれいな方だったが…よく見ると落ちている。
   たばこの吸い殻を100ぐらい拾った。
   一生懸命拾う子、それなりに拾う子(笑)様々。
   しかし、このようなことが、大切だと思う。
   人が見ていないところで、どれだけできるのか。
   あたりまえのことかもしれないが…
   私だけで、吸い殻を100拾ったのである。
   心ない人が多いのも事実だろう。
  
   集合。
   トイレをすませる。
  
   午後は、Jバスの工場を見学。
   

   社会科見学 5
  
   Jバス工場を見学
  
   自動車工場は、何度もいったことがある。
   バス工場は、初めてである。
   私にとっても、刺激的な見学だった。
  
   自動車工場との違いにびっくり。
   手作業が多い、というか、ほとんど手作業。
   ラインといっても、動いていない(笑)
   流れ作業ではあるが、そこでストップする。
   1台のバスを完成させるのに、約18日かかるという。
   ・どのようにつくっていくのか
   ・なにからつくっていくのか
   よくわかった。
  「へえーっ」
   と感心すること仕切。
   工場の音が大きすぎて、説明がよく聴こえなかったのが、
  残念。
   
   午前中のお菓子工場との落差が大きかった。
  
   終了後、子どもたちは案内役の方にたくさん質問をしてい
  た。

   社会科見学 6
  
   見学後
  
   帰りのバスの中で、話し合い。
   そして、発表。
  
   Jバスの工場を見た感想
   バス工場を見て氣づいたこと
   昔と今の違い
   ポイント
   その他
  
   お菓子工場との共通点
   お菓子工場との相違点
   など、どんどん進めていった。
  
   後半は、おやつ、フリータイム。
   混雑なく、順調。
   到着は、予定より20分はやかった。
  
   次の日から、社会科見学のまとめ。
   新聞づくり。
  
   力がついてきたので、鋭いつっこみが出るようになってき
  
た。
  

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