認識力 



 認識力

 ただやるのではなく、考えて練習する。
 ただやるのではなく、頭を使って練習する。
 
 このような力をいいます。

 認識の授業   2年生

 考える

 「どうしたら馬跳びがうまくいくか」 

 昨日やった馬跳び。
 うまくいかなかった。
 その原因と対策。
 出された意見
 ・『ぜったい跳べると思う」ことが大切
 ・くっつかない。
 ・くっつきすぎない。
 ・間を1メートルあける。
 ・勢いをつける。
 ・頭を中に入れる。
 ・足首を持つ。
 などなど。


 走り幅跳びのポイント

 スポーツ記録会が終わった。
 修学旅行の取り組みでめいっぱいだったので、あまり力を入れられ
なかった。
 そのため、記録は低調であった。
 転んでもただでは起きないのが杉渕流。
 スポーツ記録会を出発点とする。
「K君は、走り幅跳びのフォームについて書いていました(自問ノー
ト)」
「Y君は、走り幅跳びのポイントについて書いていました」
「走り幅跳びでは、男子ではY君、女子ではMさんが一位でしたね。
私は、跳ぶ前から、この二人が一位になると思っていましたが、はた
してその通りになりました」
 子どもたちは驚く。そう、私は予言者である。というのは嘘。
「見る人が見れば、わかるんです」
 この場合は、スピードである。上の二人のスピードは、他のこと全
然違っていた。全力疾走だったのだ。他の子は、スピードがなかった。 もちろん、踏み切る角度、フォームがよく、記録を伸ばした子もい
たが。
「スポーツ記録会を、スタートにしたいと思います」
 いろいろと語る。
 まずは、ソフトボール投げから挑戦させることにした。
 女子のほとんどが、なっていない。フォームが型になっていない。
だから、20メートルも飛ばない。
 男子の最高が、37メートル。
「私が6年生の時の記録は43メートルです」(よく覚えているでし
ょう)

 簡単にいえば、頭を使って学習することをさせたいのである。

「砂をならすとき、先生がやると一回でできるのに、ぼくたちがやる
と二三回かかるのはどうしてだろう」(健市)
と書いた子もいた。なかなかいい疑問である。
 これをそのままにするか、追究するかで今後が違ってくる。


 
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