ユニット授業



 ユニット授業


 普通の教科の分類ではなく、もっと細かく分類します。
 そうすると、子どもも教師も意識が変わります。

 国語の授業…といってもいろいろな要素が含まれます。
  ・音読
  ・読解
  ・作文
  ・漢字
  ・文法
 など。
 「国語は嫌い」という小学生が多いですね。
 これらを十把一絡げにして「嫌い」といっているのです。
 
 国語ではなく 『川とノリオ』というようにします。
 作文なら、作文だけにします。
 もちろん、ネーミングを工夫します。
 「あなたもシナリオライター」とか。

   ユニット授業とは?

   ・パーツにわけた授業である。
   普通は、国語、算数というようにわける。
   ユニット授業では
   ・あいさつ 37連発
   ・超高速読み
   ・音読メドレー
   ・表現読み「月夜のみみずく」
   ・漢字カード
   ・漢字プリント
   このような感じである。
   1つひとが、ユニットである。
   メリットは、たくさんある。
   45分間の授業だと、無駄が多い(多くの場合)。
   子どもたちの集中力が切れることも多い。
   その点、ユニット授業はいい。
   ・時間が短い。
   ・やることが1つ
   ・やることがはっきりしている。
   などなど。
   スピーディー、リズムがある。テンポがいい。

  ユニット授業の効果
  
   ユニット授業は、効果的である。
   はじめてから、15年くらいだろうか。
   ものすごい効果を上げている。
   みなさんにも、お勧めしたい。
  
   ★ポイント
   ・最小単位にわける→ユニットをつくる。
   ・毎日実践する。
  
   たとえば、国語の授業は毎日あると思う。
   45分をいくつかのユニットにわけるのである。
   ・音読
   たった1行だけでよい。
   教科書扉の詩でいいだろう。
   ・教師が読む。
   ・全員で読む。
   ・列ごとに読む。
   ・班ごとに読む。
   ・1人ずつ読む。
   たった1行である。
   時間がかからない。
   短時間でできる。
   3分くらいでできるだろう。
   
   毎日続けていると、変化が見えてくる。
   同じところを読ませれば、なおさらである。
   はじめは、声を出さない子もいるだろう。
   ふてくされてやらない子もいるかもしれない。
   はじめから上手な子もいるかもしれない。
   毎日続けると、変化がよくわかる。
   ※ときどきだとわからない。

   ユニット授業は、効果的である。
   はじめてから、15年くらいだろうか。
   ものすごい効果を上げている。
   みなさんにも、お勧めしたい。
  
   ★ポイント
   ・最小単位にわける→ユニットをつくる。
   ・毎日実践する。
  
   たとえば、算数の授業。
  
   ・フラッシュカード
   ・10マス計算
   ・唱和
   ・基本問題
   ・応用問題
   ・文章題
   ・説明
   ・まとめ
  
   45分を、8つのユニットにわけるのである。
  
   ★フラッシュカード
   0〜9までのカード(計10枚)を使って、たし算をする。
   「+2」
   「3」のカードだったら、「5」と答える。
   ・全員
   ・班ごと
   ・一人ずつ
   など、バリエーションはたくさんある。
  
   ★10マス計算
   たし算、+0からスタートする。
  
   ★基本問題
   教科書に載っている問題。
   2問くらい。
   最初は、教師が解く。→まねさせる。
   のもいい。
  
   ★応用問題
   ちょっとひねった問題。
  
   ★文章題
   1問。
   声を出して問題を読む。
   それから、杉渕流の解き方。
   問題を解く。
  
   ★説明
   解き方を説明する。
  
   ★まとめ
   ・解き方
   ・感想
   ・その他
  

  ユニットの連続
 
 ユニットの連続
 例 体育の授業
   
   ・SOHRAN
   ・1分間長なわ
   ・ボールコントロール
   ・マット運動
   ・まとめ
   ・班対抗リレー

 ユニット授業のバリエーション 

  ユニット授業のバリエーション。
  国語、算数、理科、社会の授業を毎日行う。
  2時間で4教科やってしまう。
 
 共通しているのは、
       
 
  4つのユニットの組み合わせ
  書く(自分の考えを書く、授業のまとめを書く)
  考える(あたりまえか)
  発言する(必ず、全員が発言します。最低1回)
  聴く(相手にからだを向ける、反応する)

  2時間で、(最低)4回は発言、ノート5〜10ページ(ま
 たは、それ以上)使うことになる。

  これを続けると、ものすごい力がつく。

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