追究 大造じいさんとガン |
2005年2月4日 新河岸小学校 杉渕学級 五年生 《 》は、教師の言葉 『 』は、子どもの発言の中で、発問形式になっているもの ・ は、それに続く、他の子どもの発言 【 】は、子どもの動き 〜 三の場面 〜 大造じいさんとガン(一人が読む) 【一斉読み】 《ここからは、バラでいきます。そろわなくていいです。個人個人で。》 【個人で読む】 【今日、勉強するところを全員で読む】 《じゃ、いきましょう。》 『なぜ、銃をおろしたんですか』 ・ぼくは、銃が重たかったんだと思います ・ぼくは、大造じいさんの心では、おろしたくなかったんだけど、体 が無意識のうちに下ろしてしまったんだと思います ・ ぼくも、心の中では残雪を狙って打ちたいという気持ちがすごい あったんだけど、体が勝手に下におろしてしまったんだと思います ・ ぼくも、心ではこんなチャンスめったにないと思っていたけど体 が動かなかったんだと思います ・ 無意識のうちに銃をおろしてしまったんだと思います ・ 大造じいさんの心の中では、残雪を打ちたいと思っていたんだけ ど、勝手に体が動いて銃をおろしたんだと思います ・ ぼくは、残雪がまさか仲間を助けにもどってくるとは思っていな くて、大造じいさんもそれに驚いて、自然に銃をおろしてしまったん だと思います ・ ぼくも、まさか残雪が自分の仲間を助けにくるとは思っていなく て、残雪がそのまま逃げてしまうのかと思ってて、つい下ろしてしま ったんだと思います。 ・ 最初は、残雪は・・・・・・・なんて卑怯なことをしようとおも ったんだろうと思って、銃を下ろしたんだと思います ・ このチャンスを逃すわけにはいかないと、残雪が仲間を助けに来 たことが分かっていなかったけど、もしかしたら残雪が・・・・自然 に下ろしたんだと思います ・ 私は・・・自分でもなぜ下ろしたのか、分からなかったんだと思 います ・ ぼくは、心では捕りたいとか今までのくやしさをはらしてやろう と思っているんだけど 体が無意識のうちに下ろしてしまったんだと思います ・ ぼくは、本当はもうこんなチャンス、二度とないから本当はうち たかったんだけど、な ぜか無意識のうちに銃を下ろしてしまったんだと思います ・ ぼくは、頭の中では、撃とうと思っていたんだけど、心の中では やっぱり卑怯だなと思っておろしたんだと思います ・ 残雪の気持ちが伝わったような気がして、残雪がガンに見えなか ったからだと思います ・ 頭の中では 銃をおろすと思っていなかったけれども、残雪の行 動を見て、・・・・せめて残雪には卑怯な方法をとらないほうがいい と思った ・ 残雪がもう一度、戻って来たときは、一瞬チャンスだと思ったが、 ハヤブサと残雪の戦いを見ているうちに大造じいさんは・・・・銃を おろしたんだと思います 『ハヤブサと残雪の戦闘能力の比較について言ってください』 ・ 残雪は口ばしが丸いけど、ハヤブサは口ばしがとんがっているの が違うと思います ・ 簡単に言えば、ケンカで言うと大人と子どもぐらいが戦っている ような感じだと思います ・ ぼくは、ハヤブサと残雪の飛ぶスピードが違うと思います ・ 何かで例えると、のび太とジャイアンぐらいちがう(笑) ・ ハヤブサにはくちばしも爪も足にも力があるけど、残雪の場合は、 羽の力がちょっと強いだけで、かなり有利になるのはハヤブサだと思 います ・ 私は、残雪は羽の構造がすごく長くて、飛びやすくなってて、ハ ヤブサは羽は小さいけど落ちる速度が速くなるから、そういうところ が違うんだと思います ・ ハヤブサはもともとガンとかそういうのを捕まえるために口ばし とかがとんがっていたりするし、戦闘に向いているのだけど、ガンは いつも魚を食べているので、丸い口ばしや・・・・しかいらないので そういう意味ですごく差があるから、そういうところが違うと思う ・ ぼくも、ハヤブサは色々戦ったりするようなために生まれて来て いるけど、残雪とかガンの場合は、虫とかそういう小さくてあんまり 戦わないようなものしかとらないから、ハヤブサの方が・・・・。 『戦闘能力の差は、残雪は、分かっているのですか』 ・ 僕は、分かっているけど・・・・・・ただ仲間を救うために・・・・ ・ ぼくも、分かっていると思います。残雪は、とにかく飛び込んで 大造じいさんの味方のガンを助けることしか頭になかったんだと思い ます ・ 分かっているけど、やはり、仲間を見捨てるわけにはいかないか ら、もどってきて、戦ったんだと思います ・ 自分の方が・・・・・と分かっていても、仲間がハヤブサに狙わ れていたから、何としても助けたいと思っているんだと思います ・ 自分よりハヤブサの方が強いと分かっていても、仲間がやられて いたから、残雪は戦ったんだと思います ・ ぼくも、戦闘能力の差などは分かっていても、ハヤブサに仲間が 狙われていたから関係なしに戦ったんだと思います ・ ぼくは、分かっていたから、助けに行ったんだと思います ・ 分かっていたんだけど、仲間を助けようと思ったから、立ち向か ったんだと思います ・ 私も、ハヤブサと自分の戦闘能力の差は分かっていたんだけど、 このままだとあのガンがきっと・・・・・と思ったから、助けに行っ たんだと思います 『ガンは、なぜ一回自分達の群れから抜けてしまったガンを助けたり したんですか』 ・ 元仲間だったからだと思います ・ 今は、大造じいさんの仲間だったとしても、前は同じチームだっ たことに変わりはないからだと思います ・ いくら同じグループじゃなくても、同じガンだから助けたんだと 思います ・ ぼくも、たぶん他のガンが違うグループのガンが同じような状況 になっても、残雪は助けたと思います。なぜかというと、残雪はきっ と皆と同じガンだから、どのガンだってみんな仲間だと思ったからだ と思います ・ ぼくも、全部同じガンという鳥だから、群れは違っても同じグルー プみたいなもんだと思ったから助けたいと思います ・ ぼくは、残雪にとっては、違うグループでも家族みたいな・・助 けたんだと思います 『残雪が見つかったときに、大造じいさんはどう思ったと思いますか』 ・ もう逃げてしまったと思ってたから、すごくびっくりしたと思う ・ たった一羽のライバルだから・・・・・・と思います ・ ぼくは・・・・・心がうたれたと思います ・ ぼくは、他のガンが全員逃げてしまって、後、助けられるのは自分 しかいないと思って助けようとしていたんだけど、残雪が助けようと してくれたから、かなりびっくりしていたと思います 『なぜ、大造じいさんは・・・鳥の方へ駆けつけたんですか』 ・ ぼくは、自分のライバルがどうなっているのかそういうことが気 になったんだと思います ・ ぼくも、ライバルだから、負けていないかとか、確かめに行った んだと思います ・ ぼくも、全然ハヤブサの方が有利なはずなのに、残雪も互角に戦 っていたから、その戦いの結末を見たかったんだと思います (杉渕先生が何か言っているけど、聞き取れませんでした。周りの友 達が、ある子に発言するようにアドバイスしている様子) ・ ぼくは、たった一羽の自分のライバルだから、他の鳥とかには負 けて欲しくなくて、その勝敗とかを・・・・ ・ 絶対に自分の・・・・他の鳥や他の人たちが残雪をしとめるので はなく、自分でとりたかったから、戦いの結末を見たくて行ったんだ と思います 『そのときの残雪の気持ちはどうだったんでしょうか』 ・ ぼくは、ここまで戦ったから、絶対にこの残雪をつかまえてやろ うと思ったんだと思います 《もう一回言ってごらん。今は残雪でしょ。》 ・ (同じ子がもう一度発言する)ぼくは、仲間を絶対に戦って守っ てやろうと思ったんだと思います ・ ぼくは、ハヤブサと戦っている間に逃げてくれたか、とかそうい うことを考えて痛んだと思います 《立って読みましょう。残雪は、胸のあたりを・・・からサンハイ》 ・ 一斉読み 『なぜ、大造じいさんのことを睨みつけたのでしょう』 ・ ぼくは、敵だからだと思います ・ 私は、第一の敵がハヤブサで第二の敵が人間だったからだと思い ます ・ ぼくは、たぶん人間が近づいてきて、第二の敵で殺されたりして しまうと思ったから、睨みつけたんだと思います ・ 残雪にとって、大造じいさんは、天敵の中の天敵だから、睨みつ けたんだと思います ・ 残雪は、もう動けなくて、死ぬのを覚悟していたから大造じいさ んは敵だから、できるだけ威嚇したいと思って、睨みつけたんだと思 います ・ 第一の敵のハヤブサは、正々堂々と戦うけど、残雪にとって、人 間は正々堂々と戦わなくてずるがしこいから、首を持ち上げて正面か ら睨みつけていたんだと思います ・ ぼくは、自分のことを考えないで、さっきのガンがまだ逃げてい なかったから、どうしようとか、そういうことを考えていたんだと思 います 《ちょっと待って。残雪は今、動けない状況でしょ。残雪について言 いましょう》 ・ 残雪は、動けなくて・・・それまで逃げないでいるのはいいんだ けど、このまま何もせずに終わるなら、死ぬなら、意地でも少しでも 戦って死にたいと思ったからだと思います ・ ぼくは、残りの力を振り絞って、と書いてあるから、このとき残 雪の体力はもう無いから、逃げることができなかったんだと思います ・ 自分もハヤブサと互角に戦ってて、もう残雪には、ほとんど体力 が無かったから、当然逃げたりする体力も無かったんだと思います ・ ぼくも99ページのところに最後の力を振り絞ってと書いてある から、睨みつけたのが最後の体力だったんだと思います ・ ぼくも99ページのところに最後の力を振り絞って、と書いてあ る残りの力を振り絞ってと書いてあるから、もう、威嚇しかできなく て、できないぐらい、体力が減っていたんだと思います ・ 残りの力を振り絞って・・・・と書いてあるから、自分で逃げる こともできないぐらい・・・ ・ ぼくは、力を振り絞って・・・と書いてあるから、もう睨みつけ るのが限界だったんだと思います ・ ぼくは、100ページの4行目に最後のときを感じて、と書いて あるから飛んで逃げることなど、できないぐらいすごかったんだと思 います ・ 100ページに書いてあるように、最後の時を感じて、と書いて あるからすごい重傷だったんだと思います ・ ・ ・ 残りの力を振り絞って・・・・と書いてあるから、飛ぶことがで きなく ・ 全然逃げることができないから、威嚇だけでもしようと思ったん だと思います ・ 私も逃げることができないなら、威嚇だけでもしようと思ったん だと思います ・ 動くことも逃げることもできないから、威嚇をしようと思ったん だと思います ・ 私も逃げることも飛ぶこともできないからせめてでも、威嚇しよ うとする力があるから、威嚇したんだと思います ・ 私は、飛んで逃げることすらできないから、第二の敵の大造じい さんを睨みつけておいたんだと思います 『どうして、作者は、胸のあたりを血に染めて・・・ではなく、紅と 書いたんですか』 『くれない、とはどういう意味ですか』 ・ くれない、とは赤いという意味だから、血を表しているんだと思 います ・ 僕も、漢字で書くと紅白のくれないで、紅いという字を使うから、 血に染めてるという意味なんだと思います ・ くれない、というのは赤より、少し薄いぐらいと色だと思います 【発言が途切れる】 《君達には、これは難しいと思います。ここらへん、もう少し行きま しょう。重傷であるケガの程度は、軽いのか、重いのか》 ・ このケガは、重傷ですか。それとも、軽いんですか ・ 重傷です ・ 私も、重傷だと思います ・ ぼくも、胸のあたりに血がついているので、重傷なんだと思います ・ ・ ぼくは、最後の時を感じて・・・と書いてあるから、自分でもす ごいケガをおった・・・・と思っていると思います ・ ぼくも ・ ぼくも ・ ぼくも、軽い怪我だったら、飛んで逃げたりすることができるけ ど、もう、飛ぶことができないぐらいだから、重傷なんだと思います ・ 軽い怪我だったら、まだ飛んで逃げることが可能だけど、この場 合は、飛んで逃げることも出来なかったから、すごい重傷なんだと思 います ・ もし、軽い怪我だったら、飛んで逃げたりすることができるけど、 動けなくなったり、飛べなくなったりしているから、重傷なんだと思 います ・ 重傷じゃなかったら、飛んで逃げることは出来るけど、重傷だっ たら、飛んで逃げることは出来ないと思います ・ 軽い怪我だったら ・ 私は、飛べないほど重傷なんだと思います ・ 飛んで逃げれないほど、重傷なんだと思います ・ 睨みつけることぐらいしかできないぐらいすごい重傷をおってい るんだと思います ・ ぼくは、死にそうなぐらいのケガだから、すごいケガなんだと思 います ・ ぼくも、自分でどうにもできないほど重傷なんだと思います ・ 自分でも助からないと思うほどの重傷なんだと思います ・ 自分でもほとんどの体力を・・・ ・ 最後の力を振り絞っても、相手を睨みつけることぐらいしかでき ないということは、すごく重傷なんだと思います 《では、これが残雪ではなく、他のガンだったら、どうなのか。ハヤ ブサと戦った。それで傷ついた。それが、他のガンだったらどうなの か。》 『他のガンだったら、どうですか。』 ・ 大造じいさんを正面から睨みつけることなく、倒れて死んでしまっ たのではないかと思います ・ ぼくも、ハヤブサと戦う前に隼につかまれてしまったと思う 《いや、戦って怪我をした。そこから》 ・ ぼくは、残雪だから睨みつけられたけど、他のガンだったらたぶ ん睨みつける体力もなかったんだと思います ・ ぼくも、他のガンなら、もうおしまいだと思って何の抵抗もしな かったと思います 《今、出てきたのは、体力と態度ですね。それは・・・から、サンハ イ》 【全員起立、音読】 ・ どうして、大造じいさんが残雪に手をのばしたのに残雪は、ジタ バタしなかったのですか ・ ぼくは、ここでジタバタしたら、頭領らしくないと思ったんだと 思います ・ もう、最後の威嚇で残りの力を全て使い果たしてしまってたから、 もう動けなくて、ジタバタしようにも出来なかったんだと思います ・ 最後の威嚇で、ほとんどその全部の体力を使ってしまって、もう ジタバタするほどの体力も無いんだと思います ・ 99ページに残りの力を振り絞って、と書いてあるから、もうこ の時に体力も何もなくて、動くことも出来なかったから、ジタバタし なかったんだと思います ・ ぼくも、動けない状態だったから・・・・ ・ ぼくは、最後の時を感じて・・・と書いてあるから死ぬのにジタ バタさわいでもしょうがないから、騒がなかったんだと思います ・ ぼくも、最後の時を感じて・・・・と書いてあるからバタバタし ても意味が無いと思って、ジタバタしなかったんだと思います ・ ジタバタしても、大造じいさんに捕まると思ったから、ジタバタ しなかったんだと思います ・ ぼくは、体力が無くて、ジタバタすることも出来なったけど、体 力があっても、もうジタバタしなかったと思います ・ ジタバタしたとしても、どうせ捕まる 《しなかったのか。できなかったのか。》 【挙手させる】 《大造じいさんが手をのばして・・・》 ・ 大造じいさんは、どうやっててをのばしたと思いますか ・ ぼくは、かるーく手をのばしたと思います ・ 両手で優しく手を差し伸べたと思います ・ ぼくも、両手で残雪をつつむ感じで手を伸ばしたんだと思います ・ ぼくは、片手でのばしたんだと思います ・ 最初は、片手でやって、そして、安全だと思ったら、両手でやっ たんだと思います ・ ぼくは、残雪は重傷だから、絶対暴れないと思ったから、軽くや ったんだと思います ・ ぼくは、両手で軽くふんわりと手を伸ばしたんだと思います ・ ・・・ ・ ぼくは、残雪を早く治療しなくちゃ、と考えて急いでいたんだと 思います 『大造じいさんが手を伸ばしたのは両手ですか。それとも、片手です か。』 ・ 私は、両手だと思います ・ 私も、両手だと思います ・ 両手だと思います ・ 両手だと思います ・ ぼくは、片手を最初に伸ばして、たぶん、残雪もジタバタしない と思ったから、両手でそーーーっとやったんだと思います ・ ぼくも、両手で残雪を包むような感じでやったんだと思います ・ ぼくも、片手ではなくて、両手で差し伸べたんだと思います ・ 僕も、両手でやったんだと思います ・ 最初は、片手を出して、ジタバタしないことを確かめてから、両 手でやったんだと思います ・ 残雪は・・・・ ・ (杉渕先生がある児童にそっと耳うち?) ・ 大造じいさんは、殺そうとか・・・(発言の途中で) ・ 《ハハハ!残雪め!貴様の命はもらった!!》 ・ そういうふうにか考えずに、保護しようと思って、手を伸ばした んだと思います ・ ぼくも、よくやったなと自分のガンをよく守ってくれたな、とそ ういう意味で手を伸ばしたんだと思います ・ 捕まえるために手を伸ばしたんではなく、治療してあげる為に手 を伸ばしたんだと思います ・ 今にも死にそうだったから早く治療するために、手を伸ばしたん だと思います ・ 私も残雪を捕まえるために、手を出したんだではなく、保護する 為に手を伸ばしたんだと思います ・ 本当は敵だけど、今の状態だった味方になったんだと思います ・ ・・ ・ ・・ ・ ぼくは、こんなやり方で残雪を捕まえたくないから、治療してち ゃんと回復した状態で捕まえたいと思ったから、手を差し伸べたんだ と思います ・ ちゃんと直してから、残雪を捕まえようと思ったから ・ ページの と書いてあるから そんな卑怯なやり方 でやりたくなかったんだと思います ・ ・・・ ・ そんな卑怯なやり方をしても、勝ったとは自分では思えないから、 ちゃんと残雪が正常戻ったら、戦おうじゃないかって思ってると思い ます ・ ライバルとして、逃がしたんだと思います。その証拠に、101 ページに、その時はまた正々堂々と戦おうじゃないか、と書いてある から、ライバルとして、また戦おうじゃないか、というふうに思って るんだと思います ・ 捕まえても、あまり嬉しくないから、ちゃんと残雪がまた傷を治し てから、堂々と戦いたかったんだと思います ・ ぼくも、こんな捕り方をしたら、自分があんまり納得いかないので 、もっと残雪が回復して、正々堂々と捕まえたかった・・・ ・ 私は、こんな卑怯なやり方で残雪を捕まえても、自分の心がモヤモ ヤしたから、残雪が普通の状態になってから、また正々堂々と戦いた かったんだと思います 【一斉読み】 ・ 大造じいさんは、前までは、ただの鳥って言ってたんだけど、な ぜ、この時だけは、ただの鳥に対しているような気がしませんでした と書いてあるんですか? ・ 前のただの鳥っていうのは、油断って言うより、相手を見下す言 い方だったんだけど、今のただの鳥っていうのは、鳥じゃないように 見える、というただの鳥じゃないって言ってるんだと思います ・ 前のただの鳥って言うのは、相手を馬鹿にしているような感じで、 今度のただの鳥というのは、鳥じゃなくて、人間みたいだと相手をほ めているような感じだと思います ・ ぼくも、前までのただの鳥っていうのは、相手を認めたくないか ら、ただの鳥って言ってただけで、今回のただの鳥というのは、普通 のガンなんだけど、ガンには見えなかったから、ただの鳥に対するよ うな気がしないと書いてあるんだと思います ・ 前のただの鳥というのは・・・ ・ 前のただの鳥っていうのは、89ページに書いてあるのは、なめ ていたりそういうふうなのであって、今のただの鳥に対して・・・と いう意味は、すごい自分の仲間思いなんだなと思いました ・ 前のただの鳥というのは、相手を見下すような感じだったんだけ ど、今回のは普通の鳥じゃなくて、人間とか対等な感じに見えたりし たんだと思います 《では、ここからは、ただの鳥ではければ、何なのか。大造じいさん にとって、何なのか。では、今日やったところを読みましょう。大造 じいさんはぐっと銃を・・・から》 【音読】 《大造じいさんは、手を伸ばして・・・のところをさっき読み取った ことをもとにして、読んでごらん》 【大造じいさんは、手を伸ばして・・】 ガラっと変わる ♪ チャイム あいさつをして終わり ♪ |