指名なし発言 


 指名なし発言の授業

 最初に見たのは、教師になって1年目。
 衝撃を受けた。
 文教連の大会に参加し、3年生の授業を見た。
 あまんきみこの『くましんし』。
 授業者は、50歳を超えたベテラン、竹内キサ先生だった。
 子どもたちは、教師に指名されることなく次々に発言する。
 どうして教師が発問しないのに発言するのか
 どうして、あんなにすごい意見が出るのか
 昼休み、講師控え室にいった。
 一刻も早く秘密を知りたかったのだ。

 

  場数を踏ませる

   全員発言に取り組んでいるようですね。
  まだ、今の段階では指名なしでなくてもいいでしょう。
  順番が命です。
  発言できる子から順に、発言させます。
  こうすると、リズムができてきます。
  発言しない子が最初だと…授業がだれるでしょう。
  発言させる順を、ちょっと考えてみてくださいね。

  それから、国語だけでは少なすぎると思います。
  朝のあいさつ→一人ずつ
  給食のとき、または、帰りの会で、今日の感想
  →一人ずつ

  などなど、回数を増やしてみてはいかがでしょうか。

  ようは、慣れ、場数を踏ませることです。

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