オーケストラ鑑賞教室

  オーケストラ鑑賞教室

  校外学習
  普段の蓄積がすべてあらわになるのが、校外学習です。
  そのときだけ取り繕っても、だめです。
  私の場合、学級がどこまで育ったかのバロメーターにしています。

  
   公開授業の翌日は、オーケストラ鑑賞教室です。
   副校長先生がいっしょにいってくださいました。
   
   子どもたちに事前指導したこと
   ・新河岸小学校の代表としていくこと。
    歩いているとき
     まっすぐ歩いているか
     片側を歩いているか
     ふざけないで歩いているか
    電車に乗っているとき
     きちんとした態度でいることができるか
     他のお客さんが乗り降りするときの行動
    聴くとき
     黙って聴く(しゃべらない)
   などなど。
   緊張しますね。
   学校内でできていても、外でできるかどうかはわかりません。
   「自分たちは、常に見られているんだ」
   学校内では、下級生に見られています。
   悪い行動は、すぐまねします。
   いい行動は、10やって1まねします。
   外では、地域の方たちが見ています。

   
  ◆駅まで(歩く)
  
   歩く…簡単に思えますが、集団で歩くとなると難しいです。
   とくに、新河岸地区は歩道が狭いです。
   1列で歩くと(37人いるので)長くなりすぎます。
   2列だと、なんとか一人通れるスペースができます。
   男女ぴったりくっついて歩かないと、反対から来る人が通れません。
   子どもたちの認識、まだまだ甘いです。
   来たらよければいい。
   このような子もいますね。
   その子が、ふくらみます。
   そうすると、その後が崩れていきます。
   全体が崩れないというのは、かなり高度ですね。
  
   間隔も問題です。
   間隔は感覚。
   一定の間隔を保って歩く…これまた高度な作業です。
   ・常に意識している。
   ・スピードをコントロールする(速くしたり遅くしたり)
   ・信号で前の人と切れる場合の対処。
   などなど。
   かなり高度です。
  
   学級の育ち、その子の育ちがよーくわかります。
   成長した子は、自然に目配り・氣配りできています。
   間隔が一定です。
   ふくらむことことも、ありません。
   まだ、育っていない子は、できません。
   だれが育っているか、だれがまだまだか、よーくわかります。
   だいたい、私の予想通りでした。
  
   ◆電車の中で
  
   もっとも氣をつかうところです。
   プラットホームに整列。
   なるべく、田のお客さんがいないところに並ばせました。
   さっと乗り込めるように4列。
   3つ降車口から入ります。
  
   黙って待っていられるでしょうか?
   よけいなことを話していると、周りが見えなくなるのです。
  
   車中で。
   乗客の目が冷たいです。
   いっしょに乗った人はため息をつきます。
   前から乗っていた人は、じろっと見ます。
   迷惑がられています。
   子どもたちは、黙っているか静かに話をしています。
   降車口の近くに固まり、腰掛けません。
   駅のたびに、ちょっと動きます。
   乗客が降りやすいように、乗りやすいように位置を移動するのです。
   そこまでしても、冷たい視線。
  
   途中から、他の学校が乗ってきました。
   また、違う駅でも乗ってきました。
   同じ電車に、3校。
   厳しいですね。

   
   ◆会場で
  
   多くの学校が集まりました。
   入場を待っているときの整列の仕方、態度。
   大きな違いがありました。
   座席に着いてから、開演のベルまで。
   これまた、大きな違いがありました。
   鑑賞態度、大きな違いがありました。
   全員合唱は、『翼をください』
  
   子どもたちは、オーケストラの演奏に感動!
   瞬きせずに見ていました(聴いていました)。
   
   帰りに…
   プラットホームで。
   ・一番印象に残ったこと
   ・よかった曲
   ・よかった楽器
   ・初めて知ったこと
   などなど、感想発表(指名なしで)。
  
   電車の中で
  
   4つの学校が同じ電車に。
   態度が違いました。
  

   アクシデント

   学校まで
   橋を渡る直前にアクシデント発生。
   私たちは、2列で右側通行をしていました。
   男女ぴったりくっつき、対向者が通れるスペースを確保していました。
   それなのに…
   右に寄ってくるのです。
  「道を空けろ。おまえ先生だろう。子どもをきちんと並ばせろ」
   その老人はいいました。
  「失礼ですが…ここは、右側通行ではありませんか」
   その老人は、わけのわからないことをいって通り過ぎました。
   きちんと並んで歩行してもこれです。
   世の中、いろいろな人がいますね。
  
   校外学習は、その子の力、学級の力がもろにあらわれます。
   隠しようがありません。
   成果と課題が、はっきりしました。
   

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