究極の指導 


 究極の指導
 
 最近わかった衝撃的な事実 
 弱い子は…何が弱いか…
 漢字ができないのではない。
 できなければ、練習すればいい。
 効果的な練習方法を教えても、やらない。
 「できる、できない」以前の問題である。
 やらないのは、「どうやったらいいかわからない」からかもしれな
い。
 「これくらい教えても…」というくらい教えても、できない。
 漢字の問題ではないのである。
 ポイントを教えても、すぐにはずす。
 人の話を聴いていないように見える(聴いても、できない)。
 このへんの能力がない(まだ育っていない)のである。
 
 よく見てみる。
 漢字ができない子は、単に漢字が書けないのではない。
 その活動における認識が、極端に低い。
 違いがわからない。見えない。形が取れない。1つずつ別々なもの
としてみている。
 つまり、覚える能力がない(まだ、育っていない)のである。
 問題は、漢字ではなく「学習能力」である。

漢字ができないのではない。学習能力が育っていないのである。
 
 (他の活動においても、同様に低い子が多い。)
 
 その子に合わせて、1つひとつやっていく必要がある。
 人間、自分よりちょっと先のことしかわからない。
 「いっても」わからない。
 「やらせても」→いわれたようにできない。
  ※「やらない」のではなく、できない。
 まずは、やる氣をださせることから。 
 ふつうの子が1歩であるくところを、10歩くらいかける必要があ
る。
 「あそこに落とし穴がある」とわかっているのに、また落ちる…
 この子たちは、練習が練習になっていない。
 労力の多くを無駄にしている。
 たとえば、 
  ・今やるべきことは何か
  ・方法
  ・回数
 など、具体的に指示する必要がある。
 焦点化されていないから、何をやっていいかわからない。漠然とし
ているのである。
 明確な意識で練習していないから、覚えない。できるようにならな
い。
 できないのは、意識、方法など、すべてである。
 それ自体ができないことなど、あまり問題ではない。
 だから、1回限りで終わり。
  積み上がらない。
  最近、ようやくことのことに氣づいた。
  ※実感した。
 もちろん、一緒にやる必要がある(ひとりでは、できない)。
 

 教育は、個別指導にはじまり、個別指導に終わる。
 
 
 
 個別指導にあたって
 
 やる氣と意志
 ・人数関係なし
 ・やる氣と意志
 ・発想の転換
 ・ブレーキはずし
  考え方
 ・「子どもに宿る神性」
 ・必ず伸びる
 方法
 ・教材研究(高さ、広さ、深さ、厚み)
 ・相手に合わせる
 ・次の一手
 ・ちょっと一工夫
 ・ワンポイント
 ・ほめる、はげます
 ・継続
 
 このように指導していくと、子どもは化ける。
 潜在能力を発揮するようになる。
 
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