キーワード実践



キーワード実践
 キーワードをつくります。
 そのときどきによって違います。
 教師自身の思想、そのときの課題が物の見事に反映されます。
  (例)「形」を変える
     プラスα
     予想
     つなげる
     逆転
     
 「形」を変える、プラスαの実践を紹介します。


 「形」を変える
    1 単元計画を変える
    2 見方・考え方を変える
    3 音読の「形」を変える
    4 ワンパターンの練習を変える
    5 ワンパターンのテストを変える
    6 表現を変える
    7 計算のやり方を変える
    8 勉強を遊びに変える
    9 個別指導の形を変える


   
 1 単元計画を変える

 これはという教材(たとえば『スーホの白い馬』)で授業するとき、私は次のように計画します。
 授業の「形」を変え、3回授業するのです。
 これを、3段階授業といいます。

 第1段階 音読の授業
 第2段階 書き込みの授業
 第3段階 話し合いの授業

 第1段階 音読の授業

 導入として、読み聴かせをします。
 そのあと、感想を発表させます。
 
 音読は、毎日5〜10分行います。
 スラスラ読むことと並行して表現読みをさせます。

 追い読み(教師が読む→そのあと子どもが読む)
 指名なし音読
 一斉音読
 グループ音読
 など、いろいろな「形」で音読させます。

 第2段階 書き込みの授業

 音読の授業が終わってから、1か月くらい間をあけます。
 続けてやらないところがポイントです。
『氣づいたことをノートに書いていきます。自分の考えを貯金しましょう』
 1回につき、5分くらい書かせます。
 



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