授業による学級創り 



   授業による学級創り 

   私の場合、授業を通して学級創りをしていきます。
   

  ☆最初の1週間  
  
   私の場合、授業から入ります。
   当番、係その他いろいろなことは後回しです。
   優先順位の一番は、授業なのです。
   「おもしろい」「楽しい」「できる」「わかる」
   最初が肝心だと思います。
  
   2日目、次のようにおこないました。
   
   9日(火) 本格的にスタート
  
   今日から授業を本格的にスタートする。
   授業=学級創りである。
  
   ■基本の基本
   まずは、あいさつから。
   姿勢を正しくさせる。背もたれにもたれない。足の裏をぴたっとつける。
   椅子の調整。
   音無でさっと立てるか、さっと腰掛けられるか、できる位置を考えさせる。
  
   つまり、椅子を動かさないで立つ、腰掛けるということである。
   決まったところで、手で(立つように)合図。
  「おはようございます」
   元氣な声である。
   低学年特有の語尾上がりもなし。
   まずは、よし。
  「先生、席替えは?」
  の声をかわし、次に進む。
  
   ■大切なこと
   フラッシュカード(0〜9を書いたカード、全10枚)
   まず「0」を見せる。
  「一緒に、読んでみよう」
  「0」
  声がそろうまで、数回かかった。
  簡単なようで難しい。
  学級の状態が反映される。
  「1」
  「2」
  「3」
   ここで、「8」を出す。
  「4」
   反応様々。
   ・間違えなかった
   ・間違えちゃった
   ・…
  「今『4』といった人、とてもいいです」
  「1、2、3ときたから、次は『4』と予想したんですね」
  「予想は、とっても大切なことです」
   たとえを2つあげる。
   ・「プップー(クラクションの音)となったら、誰かおならしてる(笑)」
  
   「そうじゃないね。車がくるなって思うでしょう」
   など。
   →「間違い」についての認識を変える。
    間違い=よくないという考えを崩す。
    予想したからこそ間違えた
    予想することは、とても大切
  
   一通りやる。何度もやる。
   大きな声でそろうまで繰り返す。
   これは、大事なことである。
   わかる人にはわかるのだが…
   →声がそろうということは、息がそろうということ。
    息がそろうということは心がそろうということ。
    学級づくりの基本であり、最終形
   →反復練習の大切さ
    
  
   次は、+1である。
  「+1になる数をいいましょう」
   たとえば「2」だったら「3」と答える。
  
   +2になると、声がバラバラ。
   急にそろわなくなった。
  「いいんですよ、今はできなくても」
  「+1は、簡単だったでしょう」
  「練習すれば、+2も簡単になります」
  
   ■かかわりの基本
  
   漢字、前日の続きをおこなう。
   例の図である。
   ※「教育の鉄人 自分流の教育を創る編」
    「漢字探しゲーム」参照
   この中から漢字を探す。
   20個見つけたら2年生として合格
  
   さて、昨日の続きである。
   結果からいうと、なんと60以上も見つけた。
   すごい!
   あきることなく、探していた。
  
   →ここで教えたこと
   ・できるだけ自分の力でやる
   ・できないときは、友だちや先生に聴く
   ・できないときは、調べる。
    ※ここで教科書を使わせる。
   
   学習法の導入であり、「かかわり」の基本の導入でもある。
  
   途中、総合的に学習を進める。
  「水」が出たところで、ヒントを出す。
  「水に似ています。夏、暑いときにこうやって…」
  「かき氷」
  「そのこおり」寒い
  「いえ、その通り」
  「氷という字を教える」
  「習ってないもん」
  という子がいる。
   決まり文句である。
   習ったのに読めない、書けないことがあるだろう。
   それにはふれない。
  「うちのクラスでは、『習っていないもん』といってはいけません。『今、覚
  えよう』です」
   →プラス思考
  
   一つ出たら、関連するものをいわせるのである。
   意見の出し方の基本形を示唆したのである。
  「氷は、『こおり』か『こうり』か」
   意見がわかれた。
   「お」だという子が、3分の2。
   正解である。
   第二弾
  「○○通りの『通り』は『とおり』か『とうり』か」
   今度は「う」の子が3分の2以上。
   いやはやおもしろい。
   →わかっていそうでわかっていないこと
    友だちを先入観で見ていないか
  
   その他、(違う漢字で)書き順も扱う。
  
   音読
   声のコントロール
   →感情のコントロールにつながること
  
   音読させる。
   地声でだらっと読む子どもたち。
   リズムもテンポもない。
   「読む」とうことがどういうことかわかっていない。
   ただ声を出しているだけ。
   私がやってみせる。
  「先生のように読みましょう」
   百聞は一見にしかず
   まねさせるのがいい。今の段階では。
   ・聴き手を意識させる 目
   ・表現
   すぐによくなった。
   しかし、地声は変わらず。
   
   地声とそうでない声の説明。
   実際にやってみせる(爆笑)
   「さあ、やってみよう。ぼく、やってみるという人」
   最初に手を挙げた子をほめる。
  「みんなが手を挙げないとき、最初にやる…とっても勇氣がいるんです」
  「えらいぞ!」
   →挑戦することが大切
  
   どんどん手が挙がる。
   思ったよりもよくできる。
  「やりたくない人」
   3分の1の子の手が挙がった。
   予想通り。
   →正直にいうことも大切
  
   音読の声を教える。
   実際に読ませる。
   できる子もいれば、できない子もいる。
   当然である。
   今日は、実態把握で終わり。
  
   続いて歌。
   校歌を歌ってもらう。
   地声である。
   歌う声を教える。
   すぐにできた子は5人。
   声質もいいし素質がある。
   変わらない子も多い。
   これまた当然である。
   実態把握で終わり。
  
   暫定の席決め。
   好きなところに座らせる。
  
   10マス計算の導入。
   今日は、0と1である。
   やり方を教える。
   0は簡単にできた…多くの子は。
   時間がかかる子もいる。
   ただ写せばいいのだが、10秒以上かかる。
   何回かやるうちに、全員10秒切る。
   1となると、格段と難しくなる。
   手が動かない子が多くなる。
   
  
   大掃除
  

  第2週


  4月17日(水) 概念くだき
  
   概念くだき
   ◆「見方・考え方」を教える 
   ドラえもんの四次元ポケット
   題材『ふきのとう』
   冒頭の一文を扱う。
  
    よが あけました。

   氣がついたことをいわせる。
   「なんでもいい」といったところで、意見が出るはずがない。
    例を出す。
    「夜が明けた。」
    と板書する。
   「何でもいいから、意見を出しましょう」
   1 夜が明けた。
   2 月がしずんで、お日様が出てきた。
   3 朝日がのぼった。
   4 暗かったのが明るくなった。
   5 夜から朝になった。
   6 夜はさむかった。
   7 光をあびている。
   8 太ようの光をあびている。
   9 太ようの光で雪がとけてきた?
   10 夜のうちにこおってしまった。
   11 まわりがあたたかくなってきた。
   12 さむくて暗い→明るくてあたたかい。
   13 夜のあいだに、雪が少しとけた。
   14 天氣がいい。
   15 はっぱやふきのとうがしめっている。
   16 朝の光で雪がとけていく。
   17 朝になって、あたたかくなってくる。
   18 下(地面)は、しめっている。
   19 もう雪はふっていない。
   20 雨もふっていない。
   なんと20も見つけた。
   最初にしては、すごい。
   似たようなものもあるが、今はどうでもいい。
   たくさん出すことが大切なのである。
  
   子どもたちは、びっくりしていた。
   それはそうだろう。
   わずか一文から、こんなにたくさんの意見が出されたのだから。
   「あれども見えず」から→「見える」へ
   これぞ、ドラえもんの四次元ポケット。
  
   見方・考え方
   枠をはずせば、発言できる。
  「空の色は、青」
   ではない。
   概念をくだく。
   作文の会でいう、「概念くだき」である。
   こうなると、国語の授業がおもしろくなる。
   いくらでも見つかるからである。
   「細分化」、「100倍細かく」の手法である。
   イメージもふくらんでくる。
  
   音楽朝会
   音楽の先生1ヶ月の療養のため、私が代わりに指導することになった。
   初めての指導である。
   下地ができている。
   歌う声がすぐ出せる。
   やる氣がないクラスは、あまりない。
   そこそこできる。
   今後の成長が楽しみである。
   『さんぽ』を指導する。
   声の出し方、響かせ方など
   学年ごとに指導する
   期待がもてそう。
  
   音読 3つの教材文を読みわけ
  
   『たんぽぽ』 表現読み、口をはっきりあけて
   『ふきのとう』やさしい読み方
   『スイミー』 メリハリ
  
   『たんぽぽ』
   「 たんぽぽさんって、
    まぶしいのね。
    ひまわりさんの 子で、
    お日さまの まごだから。」
   と、ちょうちょうが きいた。
   たんぽぽは、
   うふんと わらった。
  
   教えたこと
   ・ちょうちょうは、上から見ている。
   ・まぶしそうにしている。
   ・相手に語りかけている。
   ・「うふん」の工夫。
  
   『ふきのとう』
    よが あけました。
   あさの 光を あびて、
   竹やぶの 竹の はっぱが、
   「さむかったね。」
   「うん、さむかったね。」
   と、ささやいて います。
   雪が まだ すこし のこって、
   あたりは しんと して います。
   
   教えたこと
   ・やわらかく読む。
   ・さわやかに。
   ・明るくなった感じを表現する。
   ・「ささやいて」内緒話のように読む。
   ・声の大きさを変える。
   ・「あたり」で、周りを見る。
   ・「しん」のいい方。
  
   『スイミー』
  
    広い 海の どこかに、
   小さな魚のきょうだいたち
   が、楽しく くらして いた。
    みんな 赤いのに、一ひき
   だけは、からす貝よりも
   まっくろ。およぐのは、だれ
   よりも はやかった。
   名まえは スイミー。
  
  
   教えたこと
   ・「広い海の」声を広げる。
   ・「どこかに」どこかわからないという感じを出す。
   ・「小さな」ささやくように読む。
   ・「楽しく」楽しそうに明るく。
   ・「みんな赤いのに」スピーディーに読む。
   ・「一ぴきだけは」強調する。ゆっくりはっきり
   ・「からす貝よりも、まっくろ」スピーディーに読む。
    速→遅→速(緩急)
   ・「およぐのは、だれよりもはやかった。」自慢して、素早く。
   ・「名まえは」の後、うんとためる。
   ・「スイミー」 アナウンサーのコールのように読む。
  
   ※まずは、まねから入る。
   「考えなさい」といっても、考えられない子がいる(今は)。
   教師が見本を示し、その通りにやらせるのがいい。
  
   一人ひとり
   今日は、希望者のみ「やりたい」といった子のみ読ませる。
   さすがに上手い。
   堂々としている。
   発表した子のいい点をほめる。
  
   算数 筆算  考える力をつける。
   昨日の復習から。
     10
   + 90
    ̄ ̄ ̄ ̄
    100
  
   これをやらせた後、課題を示す。
  「たして、100になる数を見つけよう」
  「5つ以上見つけよう」
   学習のステップを確認する。
   ・自分でやる
   ・友だち・先生に聴く
   ・教科書を見る
   わからない子には、ヒントを出す。
   例 20+80、逆もできることを教える。
     80+20
  
   85+15、98+2、73+27などなど。
   見つける子は、たくさん見つけていた。
   よくわからない子は、私の出したものを書かせた。
  
   漢字というより書写指導   マンツーマン指導
   マンツーマン。
   「教師対子」の構造になっている。
   これがいい。
   私もじっくり見ることができる。
   そのとき、一字のみを指導。
   ポイントを教える。
    ・45度の打ち込み
    ・バランス
   など。 
    普段やらなかった子が、最後まで集中してやっていた。
   1回の指導は短く、何回もおこなう。
   たとえば「三」
    ・3つの線の長さ
    ・各線の間隔
    ・線の形態(一番下の線は、ふせ)
   順番 「一」→「二」→「三」→「四」→「五」→「六」→「七」
   →「八」→「九」→「十」
  
   一つほめ、一つ指導という感じでやっていった。
   活動によって、一斉にするかマンツーマンでやるかを変えている。
   ※今の段階に合った方法を用いている。
  
   パフォーマンス体育  
   いろいろな運動をおこなう。
   基本の運動である。
   4列、赤白男女別
   アザラシ歩き、クモ歩き、ウサギ跳び、その他いろいろ。
   おもしろかったようである。
   ストレッチ 筋肉、筋 意識してやらせる。 
   「今、ここの筋がのびています」
   「この筋がピーンと引っ張られています」
   「ここが、痛いはずです」
   ※使う筋肉を意識させる。
   最後は、側転。
   指示一つで、格段にうまくなる。
   「遠くに回りなさい」
   ※この指示は、ものすごく有効。
   「できるだけ、遠くに回りなさい」
  
   「できないもん」
   A子さん、どんなことでも飛び出すこのせりふ。
   あまったれでわがまま。
   「Aさんを教えてくれる人」
   男の子が教えてくれた。
   この方が、いうことを聴く。
   楽しそうにやっていた。
   「先生、教えてもらっちゃった」
   A子さんは、うれしそう。
   ※子⇔子の関係をつくっていく。
  
   フラッシュカード 
   +0、+1、+2
   テンポよくおこなう。
   全体で。
   +2でも、リズムをくずさなくなった。
   個人でもやらせる。一人につき3問くらい。
   ※いよいよ、個別指導開始
  
   九九 
   2の段、今日は2×9までいわせる。
   順番通りだけではなく、バラでもやらせる。
   アトランダム
   全→個人でもやらせる。
  
   歌 
  『さんぽ』 「あるこー」の部分を指導する。
   主に「響かせる」指導である。
   かなり響くようになってきている。
    のばす
    上にもっていく
   教室中に広げる。「元氣玉をつくろう」「声のボールを大きくしよう」
   「教室いっぱいにしよう」 
   『地球の子ども』 「太陽の子ども 宇宙の子ども」の部分。
  
  
  

   第3週

   4月24日(水) 先を読んでの行動
  
   チャレンジタイム(8:30〜8:45)
   ・フラッシュカード
   ・10マスたし算 +0、+1、+2
   ・九九 2の段
   ・10マスかけ算 ×0、×1、×2
   ・三色音読 『たんぽぽ』『ふきのとう』『スイミー』
   ・歌『さんぽ』
  
   1年生を迎える会
  
   算数 虫食い算2
   考える力を育てている。
  
   国語『ふきのとう』 解釈
   「雪がまだすこしのこっていて、あたりは しんとしています」の部分。
   Mくんは、しっかり元に戻っていた(笑)
   これを学術用語で「まぐれ」という。
   そう簡単にはいかない。
   いつも書かないYくんが、はじめて1つ書いた。
  
   指名なし発言をさせている。
   ・雪が残っている。
   ・まだ、冬。
   ・雪は、凍っている。
   ・雪は、粉雪。
   ・雪は、固くなっている。
   ・雪があるとことの方が多い(絵を見て)。
   ・雪の下に、ふきのとうがある。
   ・雪の下で動物たちが冬眠している。
   ・太陽の光で、雪がとけ始めている。
   ・雪は、やわらかくなっている。
   ・雪がとけて水になって、水たまりができている。
   ・雪がとけたところは、土になっている。
   ・竹やぶは、すごく静か。
   ・まわりは、しーんとしている。
   ・あんまり音がしない。
   ・全然音がしない。
   ・朝早いので、まだみんな寝ているのかもしれない。
   ・みんなが寝ているから静か。
  などの意見が出された。
   けっこう意見は出る。
   ただし、発言しない子はしない。
   うながして、全員発言。
  
   生活科 追究学習『じしゃくの秘密』
   今日から、やり方を変える。
   自由にやらせると、遊びで終わる子が多い。
   授業のまとめが、「○○をして遊んでおもしろかった」になってしまう。
   切り口がシャープな子の課題を、共通のものにする。
   初回は、次の通りである。
   「じしゃくはどこにつくか」
  
   作文用紙を配る。
   ※生活科ノートがある子は、その限りではない。
   1 つくえ   ○
   2 消しゴム ×
   このように書いていくように指示した。
  
   子どもたちの動きは、がらっと変わった。
   見事!というしかない。
  「先生、椅子の足にくっつきました」
  「机にくっつきました」
  「ロッカーに、くっつきました」
  「ちょっときてきて」
  などなだど、子どもたちは次々に報告にくる。
   そして、それを書くのである。
   やることが明確である。
   「これでよし」がない。
   教室には、試してみるものがたくさんあるから。
   報告を聴きながら指導する。
  「ついたのは、机のどこですか。上ですか、横ですか〜」
  「上です」
  「そうですか、上なんですね。横はつくと思いますか?」
   こんな感じで、細分化した見方を教えていく。
   大雑把な見方だと「つくえ」でひとくくしてします。
   細分化した見方だと次のようになる。 
    つくえの上
         横
         足
         右の前、右の後ろ〜
  
   このように、問題意識がはっきりすると行動ががらっと変わる。
   何でも自由がいいわけではない。
   枠にはめた方が自由になる場合もある。
  
   体育 馬跳びを中心に。グループ対抗でおこなう。
   ・馬跳び 横
         縦
   ・ブリッジくぐり
   ・トンネルくぐりいろいろ
   ・ジャンプ
   ・大ジャンプ
   ・カエル倒立
   ・ウサギの足打ち
   ・倒立
   ・側転などなど
  
   先を読んでの行動
   例 体育のあとは給食、4時間授業
         ↓
      机をグループの形にしておく。
         ↓
      帰りのしたくをしておく。
         ↓
      体育が終わったら、当番はすぐに着替える。
  
   チャレンジタイムなども同様。
   「次は何をやるか」がわかる。
      ↓
   あらかじめ準備する。
  
   1年生を迎える会でもおこなった。
  「次、『立ってください』というよ。いわれる前に立っちゃおう」
   などなど。
  
   給食準備に着手する。
   まだ、おしゃべりが多すぎる。
   口に意識がいくと、手が遅くなる。
  
   掃除 箒はまだ持たせない。原則として。
   雑巾掛けから入る。
   雑巾を投げた子(2人)、3回目に厳しく叱る。
   見つける子は、きたないところを次々に見つけるようになってきた。
   私は、窓ガラスのサッシの部分をきれいにする。
   10年くらい拭いていない?
   ものすごくきたない。
   クレンザーを使うとよく落ちた。
   毎日、少しずつやっていきたい。
   
  

   第4週

   5月1日(水) 学級の影響力
  
   連休明け2日目。
   さすがに昨日とは違っていた。
   30日(火)休んだ子が、目立つこと目立つこと。
   学級が子どもに与える影響はの大きい。
   1日学級で過ごすと、かなり回復する。
   だらーっと指定た子がしゃっきりする。
  
   体育朝会
   私の担当は、ラジオ体操の指導。
   今日は、背伸びの運動のみを指導した。
   マイク使えず、肉声にて指導する。
   学校全体の指導である。
   「ジャンジャンジャンジャン」の部分。
   短時間で、子どもの動きが変わった。
   美しくなった。
   意味、ポイント、やり方を教えたのである。
   ★ポイント
    ・かかとをあげない。
    ・肋骨から持ちあげていく。
    ・肋→胸→首→顔→頭→それから腕
     このように持ち上げていく。
    ・指先に力を入れず「やる氣」を入れる。
    ・スーッとひっられるように指先を上げていく。
    ・「指がひっぱられる、腕がひっぱられる」
    などなど。
    ・腕をおろすときも「スーッと」音がしないように。
  
   もちろん、言葉だけではうまくいかない。
   見本を見せた。
   ・いい動き
   ・よくない動き
   の両方を交互に見せる。
   
   2つをミックスして指導する。
   ・見本を示す。→イメージをつくる。
   ・言葉で   →イメージ実現させる具体策
   指導の両輪である。
  
   いい動き、よくない動きを交互に見せる。
   →こうすると、違いがよくわかる。
    動きが認識できるようになる。
    「いい動き」を意識するようになる。
    意識しているのだが、体が思うように動かないことに氣づく。
    →教師の言葉を聴くようになる。
   
  
   
   1時間目
   ・フラッシュカード
   声が出ている。昨日よりずっといい。
   目が集中している。
  
   あいさつしたあと、一度腰掛けさせる。
   すぐに立たせる。
   間をあけない。
   リズミカルにテンポよくおこなう。
   ※このへんは、文章化しにくい。
    興味ある方、見にきてくださいね。
  
   リズム、テンポ、「間」がポイント
  
   これらを意識して実践すると…
   1年後、大成長すること間違いなし。
   上記のことについては、テレビが参考になる。
  
   ・10マス計算(たし算とかけ算)
   そろそろ、個別指導を。
   速い子、時間がかかる子、ものすごい差がある。
  
   ・音読『ふきのとう』と『スイミー』
    一人ずつ読ませる。意識の違いがよくわかる。
    「先生、どこ読むの」
    読むところがわからない子もいた(笑)
    大人と同じ。
    指名され初めて意識読むところ
    そろそろ、個別指導を。
    表現読み。
  
   ◆漢字探し
   図を見て漢字を書く

   Tくんは、家で学習してきた。
   なんと90個も見つけたという。
  
   この問題は、何度やってもおもしろい。
   遊びながら、漢字をたくさん書くことになる。
   「ていねいに」という条件つきである。
   見つからない子のために、板書
   どんどん書いていく。
  「写していいですよ」
   しかし…写すのさえおぼつかない子がいるのが現状である。
   5分で3つとか…
   そろそろ、個別指導をしていこう。
   実態がわかったので。
   100見つけた子もいた。
   そのやる氣、集中力はすごかった。
  
   「またやるの」という子がいた場合
   ※今回はいなかったが…
   「1回やったら終わり」
   子どもにも教師にもある意識ではないだろうか。
   「それ、この前聴きました」
   「知っています」
   しかし…それが実現できていない。
   知ることとできることは、決定的に違うのである。
   まずは、この違いを子どもに教えたい。
   「またー」といわせてはいけない。
   「また、やろう」といわせなければ。
  
   ◆算数 筆算と「合わせて100になる数」(筆算の練習)
   ※ひき算の布石になっている。
   →かなり先にやることでも、布石を打っておく。
  
   3つ以上見つけることが課題。
    ・3つ
    ・5つ
    ・それ以上
   コースを選択させる。
  
   力にあったコースを選択させる。
   常道であるが…
   「課題が終わってしまった子の課題」
    ・問題数を変える。
    ・時間を短くする。
  
   わからない子のために、ヒントを出す。
   90+10とか。
   逆もいいことを教える。
   10+90
  
   →「考えさせる」以前の問題。
    ベースになることを教えなければ、考えられない。
    「考えて」は、(子どもによって)拷問に等しい場合あり。
  
   
  
   ◆国語 『ふきのとう』の読解。指名なし発言。
   発言は、ばんばん飛び出す。
   しかし、発言するのは3分の1の子。
   内容もおもしろい。
   連休明けにしては、すばらしい。
   一人一言いわせる(全員発言)。
  
   → 一言は発言させことが大切
     友だちの意見をまねさせことが大切
  
   ◆漢字スキルと計算スキル
   両方のドリルを配る。
   1ページずつやらせる。
  
   ◆生活科 『じしゃく』
   「水の中でもじしゃくの力は変わらないか」
   初期の段階なので、こちらが課題を提示している。
   自由にやらせるよりずっとよい。
   やる氣、集中力が段違い。
   「こうも動きが違うのか」
   というくらいの差がある。
  
   →自由は、ときに、不自由である。
    自由というときは、子どもにやるべきことがあとき。
    ・やるべきことが鮮明になっている。イメージとして。
    ・どうやったらいいかがわかっている。
   などなど。
  
   ◆体育 ジャンプ、馬跳び、着地、前まわりなどなど。
    グループごとに動く。練習する。
    ローテーション。
    「音がしないように馬跳びをしてみよう」
   と、課題を出す。
   つま先、ひざがポイント。
  
   踏切版とマットを使って、ジャンプと着地の練習。
   音がしないように着地する。
   「どうしたら音がしないか」考えさせる。
  
   「音を立てない」すべての基礎・基本である。
  
   →「音を立てない」
    すべてに通じることである。
    深い意味がある。

  第5週

  5月8日(水)
  
   連休の狭間ではあるが…
   子どもたちは、平常通り。
   ゴールデンウイーク前半の休み明けとは、えらい違いである。
   「勉強しよう」という顔である。
   ※成長の印。
   
   音楽朝会
   『さんぽ』と『校歌』
   講師の先生が伴奏してくださる(上手で感激)。
   「歌う声で」
   久しぶりの音楽朝会。
   地声に戻っている学年あり。声の出も悪くなっている。
   全体指導、各学年指導を使い分ける。
   アップテンポでやっていく。
   いい学年は、何度もやらせる。ほめる。
   やるたびに、声がきれいに響くようになっていく。
   見る見る変わっていく。
   とくに4年、6年がいい。
   わが2年生は…まだまだ。
   1年生も、ていねいに歌っている。
   いい感じである。
  
   フラッシュカード
   ・数をいう。
   ・+1の数
   ・+2の数
   ・+9の数
   ・×2
   ・×5
  
   ※声を出させる。
    身体を目覚めさせるのは声出しが一番。
  
   10マス計算
   +0、+1、+2、+9
   ×0、×1、×2、×5の前半
  
   漢字探し(くり返しよる向上)
   
    5分間。
   「もっとやりたい」という意見が圧倒的。
   意欲が出てきた。
   目の輝きが違う。
   時間を延長する。
   今日は、納得するまでやらせた。
   わからない子のために、漢字を板書していく。
   100以上見つけた子、最高は130!
   すごい数である。
   クイズであり冒険課題(?)のようでもある。
   「ていねいに書く」ことが条件。
   子どもたちは、毎日たくさんの漢字を書いている。
   漢字練習の意識なく、漢字練習をしているのである。
  
   【意欲】
   「やりたい」と思わせることに始まり「やりたい」
   と思わせることで終わる。
   【納得するまで】
   ときに、納得するまでやらせるといい。
   「えーっ、まだやるの」ではない。
   「やりたい!」のである。
   こういうときの子どもたちは違う。
   恐るべき集中力を発揮する。
   教室が異次元空間となる。
  
   カルタ(創作活動)
   ・自由課題
   ・共通課題
   後者は「千」
   子どもたちが考えたもの
   ・せんせいが千人
   ・仙人が千人
   ・洗たくもの千枚
   ・せんべい千枚
   ・山手線千台
   ・すみません千回
   その他たくさんだされた。
  
   【さじかげん】
   この両方が大切。
   五分五分ということではない。
   両者のバランスをどう取るか、腕の見せ所である。
  
   音読『ふきのとう』
   表現読みをさせる。
  「竹やぶの かげに なって、
  お日さまが あたらない。」
  というところである。
   あとの文は「と ざんねんそうです。」となっている。
   残念そうに読まなければならない。
   子どもたちは、さらっと読んでしますう。
   粗くいって、3つのグループにわかれる。
   ・意識していない。
   ・意識しているのだが、上手く表現できない。
   ・意識して表現している。それなりに表現できる。
   真ん中の子が多い。
   まだ、声をコントロールできないのである。
   【段階】
   その子の段階の応じて指導している。
   技術がないと、表現できない。
  
   算数 
  「ぼうやいろがみの数を、数字でかきましょう」
   実力差がもろに出る。
   注意力の差である。
   普段の態度とイコールなのがおもしろい。
   間違う子は「よく見ていない」のである。
   ひっかかったのが3番(2人)。
   百の束が3つ
   折り紙が5枚
   これを「350」としてしまったのである。
   百の位の次は十の位と思いこんでいるのであろう。
   見直しもしない。
  
     百   十  一
    ┣━━╋━━╋━━┫
  
   このような図を書かせる。
   それぞれの位の下に数を入れさせた。
  
   続いての問題
   (1)100を4こ、10を8こ、1を5こ合わせた数は□です。
   (2)100を5こと、1を9こ合わせた数は□です。
   (3)325は、100を□こ、10を□こ、1を□こ合わせた数です。
   (4)630は、100を□こと、10を□こ合わせた数です。
   これは、よくできていた。
   問題の問題は次である。
   一の位が2、十の位が6,百の位が5の数は□です。
  
   間違える子が出てきた。
   前述した図を書かない子である。
   毎回きちんと書いた子はノーミス。
   ・265 出てくる順に書いたのである。
   ・566
   ・652
   
   もう一度、図(上図)を書いて考えさせる。
  
      百  十  一
    ┣━━╋━━╋━━┫
      5   6  2
  
   このように、確認しながら書けばミスは少なくなる。
   これを「手で見る」という。
   いい加減にやったり、めんどくさがってやったりするからミスするのである。
  
   「めんどうくさい」を一掃しなければ。
  
   【ミス】
   素直な子は、ミスしない。
   私が指導したとおりにやるから。
   「これくらいでいい」「できる」と思っている子がミスする。
   大人と同じである。
  
   字形 
   ていねいに書かせるが…
   このときはていねいに書く。
   しかし、漢字練習、刈る田づくり、作文になると、雑になる子がいる。
   「字の練習の時だけていねいに書けばいい」とでも思っているのだろうか。
  
   字の練習をしたら、それを活かすべきである。
   今、そのことを教えている。
  
   【連動】
   学習はつながっている。
   これを意識できるようになった子は、飛躍的に伸びる。
  
   『バスの秘密』
   氣づいたことを書かせる。
  
   『学校探検』
   金曜日、1年生を案内する。
   基本的には、一対一である。
   どうガイドするか 考えさせる。
   シミュレーションさせる。

   第6週

  5月15日(水) Oくんの機転
  
   ラジオ体操の指導
   ・前回の復習(背伸びの運動)
   ・新しい技3つ
     最初の運動、胸の運動、前後屈のとき腰の支え
   ・通し(校長先生)
  
   フラッシュカード
   元氣よく、リズムテンポよく
   ※朝声を出すと、頭が冴えてくる。
   10マス計算(+0、1、2、9、3)
         (×0、1、2、5)
  
   漢字探し Yくんが伸びてきた。
   ※毎日やっていると、できるようになってくる。
    できるようになると、おもしろくなる。
    何しろ最初は、5個くらいしか見つからなかった。
    今日は、40も見つけた。
    8倍の進歩である。
  
   音読の練習
  
   そろそろ、本格的な表現読みの指導に入る。
   言葉の学級 木下先生が参観。
   全体で『ふきのとう』『スイミー』
   一人ひとり。
   ※「一人ひとり」当たり前のことだが…
    具体的に行動しなければ意味がない。
    毎日、一人ひとりを指導しているか。
    ほめているか、はげましているか。
    具体的なアドバイスをしているか。
    次なる課題を示しているか。
  
   言葉の学級に通っている子は何度もやらせた。
   言葉がはっきりしてきた。
  「もう、通わなくてもいい」
  とのこと。
  
   一人ひとりの実力が見える。
 
こわかった。さびしかった。とてもかなしかった。
 
   のいいかた。
   4周目。
   ※最低でも、10種類くらいのいい方ができるように。
   教師がどれだけ見本を示せるかが勝負である。
   いろいろないい方。
   見本を示す。
   やらせてみる。→全員
   一人ひとりに考えさせる。
   見本で示したものから選ぶ。
   考える子はオリジナル
    1 オリジナル
    2 まね
   両方価値があることを教える。
    
   カルタ 「スイミーとすい」の掛詞?
   数字から変える。
   バリエーション。
   いろいろ出された。
   ・スイミーがすいみんをとる。
   ・スイミーがスイカをたべる。
   ・スイミーが水泳をしている。
   ・スイミーは、すいがらをすてた。
   などなど。
  
   ★Oくんの機転
  
   Mさんがいった。
   「スイミーが海の水を飲んだ」
   「すい」になっていない。
  「おしかったね」
  「スイミーが海水を飲んだにすれば」
  とおくんがいった。
   Mさんがいったことを活かしたのである。
   「海の水」→「海水」
   ※すばらしい機転であった。
    一本とられた。
  
   算数 2桁のひき算  3題
   ていねいに書く。
   
   かんたんであるが、間違える子がいる。
  
   『バスの秘密』 書く、発言する。
   友だちの考えを聴く→自分意見にする。「活かす」
   「活かす」がキーワード
   聴くといいことがある。
   ※「聴きなさい」といっても、聴くようにならない。
   聴く意味がわかる、聴くといいことがある
   こうなると、聴くようになってくる。
  
  【パフォーマンス体育】
   体育 走・跳の運動
   馬跳びリレーのバリエーション
   熱くなれ、燃えろ杉渕学級
   動きっぱなしで、はあはあ。
  
   途中、作戦タイム。
   どうやったらうまくできるか考えさせる。
  「どれくらい離れたら、ぽんぽんと跳びやすいか」
   考えさせる。
  
   練習→考える→練習
   このサイクルで、どんどんうまくなっていく。
   リズムがよくなる。
   ※やらせっぱなしもダメ、頭でっかちもダメ。
    バランスが重要。
  
  「音を立てないように」
   いい感じになってきている。
   ※「無駄な音を出さない」すべての基本である。
    体育に限らず。
  
   集合解散も速くなってきている。
   これまた、いい感じである。
   ※クラスの実力が、もろに出るところである。
    取りかかり、終わりなどなど。
   
  


  第7週

   先生がいないぞ
  
   5月21日(火)
  
   チャレンジタイム
   ・フラッシュカード
   全体と個人 できない子は、マンツーでおこなう。
   できるかできないか、はっきりする。
   全体的な流れはできていきた。
   これからは、細かい個別指導を。
  
   ・10マス計算 まだまだ遅い
    ※子どもによる。
    練習が必要。
   
   図工
  
   辞書引き 言葉探しゲーム
   盛り上がる。
   今日は「い」のつく言葉。
    ※辞書引きは、おもしろいらしい。
    「先生、おもしろい」
    「すごくおもしろい」
    これぞ、学習の原点なり。
    「おもしろい」から学習するのが子ども。
  
   筆算 二桁の引き算 繰り下がりあり
   ※難しい。
   子どもによっては、全く歯が立たない。
   やはり、マンツーマンの指導が必要。
   声を出してやらせるが…
   できない子は、声を出していない。
   これは、共通している。
   いわれたとおりにやるかどうか…
   素直さが勝負のわかれ目
   私ももっと素直にならないと…(笑)
  
   漢字探し
   90以上、50以上
   平均は、30くらいだろう。
  
  
   ★シミュレーション
   明日から、移動教室の付き添い。
   3日間自習になる。
   この間、子どもたちにまかせる。
   いったいどうなってしまうのか!
  
   今日は、明日からの練習。
   いつも私がやっていることを、子どもがやるのである。
   「やりたい」
   半数以上の手が上がる。
   やる氣十分である。
   毎時間、活動ごとに役割を決める。
  
   実際にやらせみる。
   思ったよりできる。
   リズム、テンポ、間など。
   私のイメージが入っているような氣がした。
  
   もちろん、私のようにテンポよくいかない。
   しかし、うまい。
  「カードをやります」
   フラッシュカードの実践。
   めくり方が難しい。
   ちょっとでもタイミングが狂うと、うまくいかない。
   これは、やった者でないとわからない。
   スムーズに進行するというのは、ものすごいことなのである。
  「先生、うまくめくれない」
  「こうやるといいよ」
   子どもたちは、相談していた。
   私のように前のカードを後ろにまわす方式は、難しいらしい。
   うまい子は、後ろからカードを前にまわしていた。
   なるほど。
  
   10マス計算
  「10、止め」
  「はやすぎるよ」
  「おまけしてよ」
  「先生がやる方がいい」
   ブーイング。
   タイムのはかり方1つとっても、工夫がある。
   力が弱い段階では、遅く押して、遅く止める。
   つまり、10秒のところを、実際は13秒くらいにするのである。
   これを、学術用語で「おまけ」という。
  「おまけしたほうがいいよ」
  「よーい、どんっていってから、少し立ったら押すんだよ」
  「2秒くらいおまけした方がいいよ」
   などなど、ここでも話し合っていた。
  「タイムを計るのは、1列ずつ交代より3列で交代した方がいい」
  「2列で交代した方がいい」
   いろいろやっていた。
   音読、辞書引き、その他いろいろ、準備していた。
  
   どうしてどうして、やるものである。
   明日から3日間、大丈夫!
   私は、自信を持った。
   よく育ってきたな。
  
   22日〜24日 自習

   第8週

   5月30日(木) 文章題の導入
  
   チャレンジタイム
   フラッシュカードの活用
   ・九九 3の段 3×0〜3×6まで
   10マス計算
   +4に入る。
   以前に比べ、上達のスピードが速い。
   力がついてきた ということだろう。
  
   漢字探し A 31個 B41個 C 51個
   だいぶ慣れてきている。
   蓄積されてきている。
  
   字をていねいに書かせる。
  
   辞書ひき 「こ」のつく言葉
   まだまだだが…
   意欲あり。
   見つけた言葉に線を引く。
   マーカーがあるといいのだが…
  
   耳鼻科検診
   私がついていれば静かである。
   ※以前は、ついていてもうるさかった(笑)
  
   算数 二桁の引き算
   Mくん×
   練習させる必要あり。
   ひき算ができていない。
  
   文章題の導入 ※初の試み
   問題を試写させる。
  
   ・式
   ・答え
   ・筆算
   を書かせる。
  
   ノートの使い方
   書き方を教える。
   しばらく、これをやっていきたい。
   少しずつ、レベルをあげていきたい。
   答え方は、まだまだわかっていない。
   問題に対して正しく答える。
   これは必要な力である。
  
   書かせる
   ・文章題…書き方、ノートの使い方
   ・読解…切り口、キーワード、解釈
       ※『たんぽぽのちえ』『じしゃく』
  
   ※書くことにより力がつく。
    ものの見方が深まる。
  
   ★【歌】大ブレイク
   しばらくぶりに歌わせてみると…
   『歌えバンバン』でも、地声にならなかった。
   『友だちはいいな』を歌わせる。
   驚くほどうまくなっている。
   少し練習すると、ぐんとうまくなった。
   部分練習
   テーマを決めて練習をおこなう。
    音程がよくなった。
    声がそろってきた。
    響くようになった。
  
    指示通りにできるようになった。
    
   『地球の子ども』もグッド。
   教えたところはよい。
   あとは、残りの部分の歌詞を覚えればいい。
  
   歌もそうだが…
   最近、実力向上著しい。
   だいぶよくなってきた。
   「形」になってきた。
   それが、「歌」という形にもあらわれている。
   ※私が苦しんだ2ヶ月間。
    成果が出てきている。
  
   一人ひとりの成長、向上
   クラス全体の成長
   相乗効果で、「形」が変わる
  
  
   5月31日(金) 小さなことだが大きなこと
  
   チャレンジタイムと1校時
   ・フラッシュカード
   ・九九 3×6まで。個別指導
   ・10マス計算 +4に入る。
   簡単なところはちょっとだけ。
   +0、1は、1回のみ。同様に、×0、1も1回のみ。
   ・漢字探し とうとう100を越える子が出てきた。
   ・辞書引き
   ・音読 『スイミー』
   ・文章題の授業
   答え方を教える。
   赤いおり紙が45枚、黄色い折り紙が27枚あります。
   どちらがどれだけ多いでしょう。
  
   昨日は導入のみ。
   今日から、本格的に指導する。
   間違いは、次のようになった。
   A 18
   B 18枚
   C 18枚多い
  
   ※簡単なようで、難しいのが答え方。
  
   きちんと答えた子は、
   ・赤いおり紙が18枚多い。
   ・赤いおり紙が黄色いおり紙より18枚多い。
   ・赤いおり紙のほうが、黄色いおり紙より18枚多い。
  
   小さなことだが、大切なことである。
   入念に指導する。
   正解だった子には、A〜Cの間違い分析をさせる。
   間違った子には、教える。
   子どもどうしの教え合いもおこなう。
  
   ※この指導を念入りにしないと…
    間違える子は、いつになっても間違える。
    普段の生活、他の教科においてもミス多し。
  
   体育 ボールを使って 
   ハンドリングの練習、2人組でパス練習。
  
   道徳&学級活動
   ・心をそろえる。
   ・給食のおじさんの思い
  
   個人面談 最終日
   歓送迎会
  
   基礎固めの2か月が過ぎた。
   これからが、本番である。
   布石が効いてくるだろう。
   
   学級創り
   これからがおもしろい。
  
  
  

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