一文解釈
     創造


 『創造』

  一文解釈

 教科書、扉の詩 『創造』光村図書 6年

 
   一枚の紙から、
   船が生まれる。飛行機が生まれる。
  
   ひとかたまりのねん土から、
   象が生まれる。つぼが生まれる。
  
   生まれる、生まれる。
   わたしたちの手から次々と。 
 

    
   という詩がある。
   全員で読む。
   指導。
  「一枚を大切にして読んでみましょう」
  「心の中で『たった』といってから『一枚の』と入ります」
   つまり、「たった(ここまで心)一枚の紙から」と読むのである。
   イメージさせる。
   (例)紙の大きさ、紙の種類、色など。
   「生まれる」平たい読みになっていた。
   長い休みが入ると、実力が落ちる。
   微妙な表現が飛んでしまっている。
   ・わくわく感を出す。
   ・やったー!という感じで表現する。
   ・わくわくをかみしめる感じで表現する。
   などなど。
   いろいろないい方で「生まれる」を読ませた。
   以下同文、いや、以下省略。
  
   続けて、「一文解釈」
   指名なし発言による。
   ・「作る」でもいいのに「生まれる」とした理由。
   ・作者は、どうして「生まれる」を選択したのか。
   ・紙のイメージ。
   ・「だれが生み出したのか」
   その他いろいろ。
  
   「作る」と「生まれる」との違い。
   
   「つくる」には
   ・作る
   ・造る
   ・創る
   がある。
   それぞれの意味を考えていこう。
   「生まれる」は、「創る」に近いこと。
   「創造」という言葉を教える。
   教科書の題名、詩の題名?「創造」になっていることも。
  
  「この1年、みんなで『創造』していきましょう」
  「6年1組、そして新河岸小学校から何が生まれるでしょうか」
  
   前回より突っ込んでいく。
   ・生み出すのはだれか
   いろいろな切り口で、発言する。
   「子どもも大人も」「男も女も」「上手な人もそうでない人も」
  「健康な人も病氣の人も」「日本人も外国の人も」…その他いろいろ。
   ・「作る」と「生まれる」の違い。
   ・「生まれる」の意味。
   「生まれる」は、創るという意味
  「この人は、どのようにして折り紙を折っていると思いますか」
   ・一生懸命折っている
   ・誰かのために折っている
   ・思いを込めて折っている
   ・願いを込めて折っている
   ・氣分転換に折っている
   ・楽しんで折っている
  「雑に折っているのですか、ていねいにおっているのですか」
   その他いろいろ。
   子どもたちが突っ込んでいく。
   
  「ひとかたまりのねん土」
   ・形のイメージ
   ・量
   ・種類
   ・色
  「象、つぼだけなのですか」
  →いろいろなものが生み出される。
   形でなかったものが、形になる。
   命がなかったものが、命を拭き込まれる。
  
   「生まれる、生まれる。」についての解釈
   以下省略。
  
 

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