補習 夏休み


   夏休み補習指導
  
   私がメインのときは、指導を変えます。
   全体指導を多くします。
   約30分。
   前半は、全体指導、後半は、個別指導。
   メリハリをつけるのです。
  
   まずは、1〜3年生
   ★フラッシュカード
   数字を読ませます。
   +1,+2など。
   2年生以上は、かけ算も。
   声の出し方、いい方を指導します。
   ・黒板に声をあてる
   ・語尾をのばさない
   ・声を響かせる
   これも、音読なのです。
   
   ★10マス計算
   この日は、ハンドスピードの向上をはかりました。
   1年生は、まだ10マスに取り組んでいないのです。
   ちょっと遅いですね。
   3年生の子に、AT(アシスタントティーチャー)をやってもらいました。
  
   +0、たさないのと同じです。
   そのまま写せばいいのですが…
   時間制限すると、とたんに難しくなります。
   制限時間を、だんだん短くする。
   10秒→8秒→5秒→3秒→2秒→1秒
   最後は、0秒(笑)
   3年生は、ハンディキャップをつける。
  「先生が7秒というまでスタートできません」
   つまり、3秒制限である。
  「できなかったら、給食抜き」
  「先生、今日給食はありません」
  「よーい、ドン」


  
   10マス計算 続き
  
   1〜3年生の集団です。
   大きな差があります。
   1年生は、10マスに入っていないのです。
   そこで、ハンディをつけました。
  「3年生は、先生が7秒といったラスターとします」
   つまり、3秒制限です。
   1年生相手なら楽勝
   10秒制限なら楽勝
   と思っていた子どもたち。
   顔が引き締まりました。
   実力差があっても、対等に勝負できるのです。
  「よーい、どん」
  「1,2,3,4…」
  「6」
   3年生が身構えます。
  「6…8、9」
  「先生」
  「ちょっと」
  「悪い悪い。7ぬかしちゃった(笑)」
   スタートできなかった子が、文句をいいます。
   7といわれなくても、スタートした子もいます。
   ※杉渕をわかっていますね。
   私のことがわかっている子は、きっと「7」をいわないだろう。
   このように思ったことでしょう。
  

  10マス計算 続き 2
  
   ATシステム
  「3年生は、1年生を教えましょう」
   マンツーマンで、1年生につきます。
   家庭教師のようなものです。
   教えることは、学ぶことです。
   自分がしっかり理解していないと教えられません。
   人に伝えるということは大変です。
   その子にあった説明を考えます。
   などなど。
   教わる側より、教える側のほうが、勉強になるのです。
   教えることで、より深く学ぶことができます。
   3年生が1年生に張り付きます。
   やり方を教えます。
   こつを教えます。
   励まします。
   認めます。
   励まします。
   リトルティーチャーたち、けっこうがんばりました。
  

   音読指導
  
   音読指導は、全体、学年ごとの2系統です。
   全体指導、3年生を中心に声を合わせます。
   一斉音読、とっても大切です。
   みんなで声を合わせる →氣持ちを合わせる
   このへん、3年生と1年生はえらい違います。
   集中度が違います。
   さすが上級生です。
   一斉にやることにより、集中していない子が追いついてきます。
   あまりにひどい場合は、ストップし、注意しました。
  
   学年ごとに音読させます。
   お互いの刺激になります。
   3年生は、プライドがあります。
   1年生には、負けられません。
   1年生は、上級生への挑戦です。
   新河岸小の1年生、音読の実力はかなりのものだと思います。
   変な癖がありません。
   赤ちゃん語ではありません。
   語尾がのびません。
   語尾があがりません。
   これだけでも、大変なことです。
   さらに
   強弱をつけることができます。
   緩急をつけることができます。
   間をとることができます。
  
   学年ごとの音読
   お互い刺激になります。
   お互いのいいところを学びます。

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