新たな取り組み 



  交 流
 
 
   2月4日、自主発表会が終わりました。
   杉渕学級は、モードチェンジ。
   次は、交流モードです。
   幼稚園・保育園との交流です。
   2月の下旬からスタートします。
   全部で6回。
   園児を招待します。
   ・学校案内
   ・小学校の学習
   ・会食
   です。
   それぞれ担当(5つの園があるので5つ)ごとの席に替えました。
   交流が終わるまでは、このグループで学習を進めます。
   さっそく、算数、社会、理科など、グループ学習をしました。
   交流でおこなう「小学校の学習」にも取り組みはじめました。
   15〜20分間おこないます。
   (例)ひらがな、数あて、音読、読み聴かせなど
   グループごとに案を練っています。
   新河岸祭りで学んだことを活かすようにします。
   リズム、テンポ、タイミング、演出などなど。
   

  パワーアップ
  
   すべてにおいて、パワーアップさせたいと思っています。
  「これでよし」と思った瞬間、下降し始めます。
   ※思ったことは一度もありませんが…(笑)
   ある先生にいただいたビデオを見ました。
   子どもたちの音読、歌、すばらしかったです。
   斎藤喜博先生の学校を思わせるものでした。
   ・言葉がはっきりしている。
   ・声がきれい。
   ・口がよく開いている。
   ・響いている。
   ・表情がいい。
   間違いなく、全国レベルです。
   さっそく、いい点をまねしはじめました。
   その先生の声、発音などがすばらしいのです。
   教師がいいお手本になっています。
   私の場合は…
   ・舌が短い
   ・発音が不明瞭
   ・鼻にかかる
   などなど、家内に指摘されています。
   音大出身、ピアノ科ですが、「声楽科」と間違われます。
  「てっちゃん、そっくり」
   子どもたちの歌は、このようにいわれています。
   私がうまくならない限り、これ以上の発展はないのです。
   まずは、教師自身の勉強です。
   ・ほほをもっと上に上げる。
   ・あごは、よだれが垂れるくらいに脱力してぶらーっと。
   家内にアドバイスされたことを実行しています。
   難しいですね。
   

   これれでいいと思った瞬間から下降する

   4日の発表後、パワーアップをはかっています。
   たとえば、読解力。
   最近は、軽視されている(笑)この力。
   最重要力の1つなのに…
  
   明日は、公開授業。
   静岡と岡山から杉渕学級を見に来ます。
   国語は、『大造じいさんとガン』をおこないます。
   ※指名なし発言による話し合い。
   内容は、題の検討です。
   ・「大造じいさん」について
   ・「ガン」について
   ・「と」について
   ・総合的に
   このように、4つの観点から考えます。
   細かいです。
   さて、どのような意見が飛び出すか。
   楽しみです。

   公開授業

   3校時からの公開です。
   ※1,2校時は、区展を見に行っていました。
  
    3校時  10:45〜11:30
     国語『大造じいさんとガン』
     指名なし発言による話し合い
     ・「大造じいさん」について
     ・「ガン」について
     ・「と」について
     ・総合的に
  
   ・「大造じいさん」これは、今のじいさんか、昔のじいさんか。
    両方か。
   ・「ガン」とは、一般的なガンか、残雪のグループのガンか。
    残雪か。
   その他いろいろ。
  
    4校時  11:35〜12:20
     音楽の時間
      Q&A、その他
     ・静岡の方は、指名なし発言を見たい!
     ・岡山の方は、基礎学力づくりを見たい!
     1時間中話をしていました。
     秘密(笑)
  
    5校時  13:55〜14:40
     基礎学力づくり
     ・計算
     ・漢字
     ・音読
     表現
     ・歌
     ・合唱構成 『ぞうれっしゃがやってきた』
  
    6校時  14:45〜15:30
     道徳『銀のろうそく立て』
     指名なし発言による話し合い
  
     自主活動  幼稚園・保育園との交流に向けて
  
    かなり盛りだくさんの内容です。
  
    せっかくの機会ですので、氣合を入れてやりました。
  
   

   ラストスパート

   3月も中旬、あとわずかです。
   今、杉渕学級はラストスパート中です。
   ・6年生を送る会
   ・幼稚園・保育園との交流
   ・卒業関係
   ・球技大会の準備
   と大忙しです。
   教師の方は、成績表作成中。
  「あゆみののろいものはない」ですね(笑)
  
   今週の予定
   ・調理実習
   ・球技大会
  
   授業は
   ・5年生のまとめ
   ・「時間が決め手」の授業
     話し合い(5分)+書く(5分)×2セット
   ・教材づくり
     カード
     プリント
   ・百人一首
  

   明日(16日)は、縦割り集会。
   仲良し班(1〜6年生が、10の班にわかれています。)での遊びです。
   今回から、5年生が仕切ります。
   6年生に変わり、企画運営するのです。
   子どもたちは、どんなことをしたらいいか案を練っていました。
   私からのアドバイス
   ・時間がないときは、前にやったものをアレンジする。
   ・他の班の遊びでいいと思ったものをおこなう。
   ・6年生に相談に行く。
   どうやら、遊び(内容)は決まったようです。
  
   次は、場所です。
   ブッキングしないように、場所割りをします。
   班の代表が集まります。
   それぞれ、どんな遊びをするかをいいます。
   どのくらいの範囲を使うかをいいます。
   そして、みんなで調整。
   校庭、体育館、それぞれもめることなく決まりました。
  
   明日は、ちょっと早めに来て準備する。
   練習する。
   ということも、話し合っていました。
  
   さて、本番は?
  

   縦割り集会
  
   当日、子どもたちの登校のはやいことはやいこと。
   いつもこうならいいのにと思いました(笑)
   思いは、スピードです。
   はやくくる子の思いを感じました。
   これから始まるわくわく感。
   今日から自分たちがリーダーだという責任感。
   すがすがしい感じがしました。
  
   班ごとに準備を始めます。
   私が口を出す必要はなさそうです。
  
   本番。
   集合時刻の10分以上前から並んでいました。
   5年生が班の先頭で待っているのです。
   立ち姿がきれいです。凛々しいです。
  
   6年生の計画委員のあいさつでスタートしました。
   どうせなら、この部分も5年生がしたほうがよかったです。
  
  

   縦割り集会がスタートしました。
   班ごとに移動します。
   スムーズです。
   しっかり打ち合わせているので、混乱がありません。
   ブッキングすることもありませんでした。
   
   班ごとによって、遊びは違います。
   ・リレー
   ・ドッジボール
   ・ドロケイ
   ・しっぽとり
   ・その他いろいろ
   です。
   
   5年生が、遊びの説明をします。
   さっと説明し、すぐ遊びに入る班。
   なるほど、私の予想通りです。
   説明を練っておかないと、こうはいきません。
   できそうに見えて、人の前に立つとできないのです。
   ですから、事前に言葉を練っておく必要があります。
   その練習姿を見ていました。
   まあ、これならいけるだろうと思っていました。
  
   ちょっと時間がかかった班もあります。
   しかし、他の子はだれないで聴いています。
   全体集中させる手だて、これも大切です。
   このへんも、子どもたちは考えていました。

   私は、全部の班をまわりました。
   ・5年生のリーダーぶり
   ・遊んでいる子どもたちの表情
   を見て回ったのです。
   ※いつもは、自分の担当する班の子どもたちと遊びます。
  
   どの班も、けっこういい感じでした。
   これなら大丈夫。
   立派なリーダーぶりでした。
  
   あっという間に、15分たちました。
   でも、無駄な時間がなかったのでたっぷり遊べました。
  
   評判は、上々です。
   デビュー戦、よくがんばりました。
  
   教室で、振り返りをしました。
   ・準備をした。
   ・練習をした。
   ・リハーサルをした。
   ・説明を考えた。
   ・みんなが楽しめる遊びにした。
   ・事前に6年生に相談にいった。
   ・場所の割り振りをした。
   ・リーダー会議をした。
  
   などなど。
  
   あたりまえのことが、あたりまえにできる。
   スムーズに集会ができる。
   これって、大変なことです。
   主催者をしたことがない人は、わかりませんね。
  
  

   まとめ
  
   今回から、5年生が仕切ました。
   リーダーとなって行動したのです。
   
   2月後半〜3月にかけて、幼稚園・保育園と交流しました。
   園児達を招待し、体験入学をしてもらうのです。
   ・学校案内
   ・体験入学
   ・会食
   ・遊び
   の4本立てです。
   この活動で学んだことは、たくさんありました。
   学んだことを、縦割り集会に活かしました。
  「これくらいでいいだろう」
  「できるだろう」
   という甘さがなくなってきました。
   認識が変わってきているのです。
   私にいわれても、わからない子はわかりません。
   自分が体験しないと、本当のところはわからないのです。
  
   体験し学んだことは、体が覚えます。
   皮膚感覚といってもいいでしょう。
   理屈ではないのです。
  
   それを縦割り集会に活かしました。
  
   子どもたちは、満足そうでした。
  「先生、どうでしたか?」
   私は、Vサインを出しました。

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