『あなたへ』  

 『あなたへ』の授業

 音読(表現読み)

 感情、氣持ち → 伝える
 
やったあ
 と叫んでください

 解釈
 ・「言う」と「叫ぶ」はどう違うのか。
 ・「叫ぶ」の方が…
   思いが強い。
   2倍くらい。3倍くらい〜100倍くらい。
   思いが伝わる。
 表現
   言葉だけでなく腕を上げる。
   体全体で表現する。
   ジャンプする。
   ガッツポーズする。
  ・初めてできたという感じ。
  ・目標を達成したとき。

  だれが…叫ぶのか

  たとえば、どんなときか
   ・例示 アテネオリンピックで金メダルを取ったとき
  
  自分自身
  何かを見て
  何かを応援して

  意識しているのか、自然に声が出てしまうのか。

  伝えるのか、伝わるのか。

 
 何周も

 表現読み「やったあ」の部分
 もう、恥ずかしがる子はいない。
 ・ガッツポーズして「やったあ」
 ・ジャンプして「やったあ」
 ・ハッスルポーズで「やったあ」
 ・にこっとして少し押さえて「やったあ」
 ・両膝をついて(ゴールを決めたいシーンのように)「やったあ」
 などなど。
 おもしろい。
「じゃあ、2周目ね」
「えっ、もう1回やるの?」
「当然でしょう。あっ、もう2回ね」
「ええーっ」
 3周やる(笑)
 1回目自由、2回目かわいらしく、3回目自由。
 おまけとして、応援団バージョンをやらせる(4回目)。
 どの子も大声を出した。
 5年生はいったい何をやっているのだろう(笑)

 いろいろな表現

 いろいろな表現がある。
 言葉だけでなく動きをつける子が多かった。
 おもしろいねー。

 「あああ とくやしがってください」の部分を解釈させる。
 ・くやしいのはどんなときか(子どもたちが出した問い)
   負けたとき、失敗したとき、ふられたとき
   努力したのに結果がよくないとき
   応援している人が負けたとき
   その他いろいろ
 ・くやしいとがっかりは、どう違うか。
  「あああ」これは、がっかりしたときもいうので。
 比較することによって、単独では見えなかったことが見えてくる。


 「あなたへ

 表現読み


 「やったあ」「あああ」「わあ きれい」の部分をアレンジ。
 班ごとに割り当て読ませる。
 たとえば、1班が「やったあ」の部分を担当する。
 一人ずつ読むのである。
「やったあ」
「やったあ」
「やったあ」
「やったあ」
 それぞれ独自のいい方で表現する。
 そのあと、クラス全員で「と 叫んでください」をいう。

 指名なし発言
 「わあ きれい とうっとりしてください」のところを取り上げる。
 氣がついたこと、考えたことなどをいう。
 今回は、イメージがたくさん出された。
 ・夜空のきれいな星を見て、銀河を見て
 ・透き通った海の中、たくさんの熱帯魚を見て
 という感じである。

 表現読み
 最後に表現読み
 私がお題を出す。
「星空の銀河を見て」
「わあ きれい とうっとりしてください」(子どもたち)
 同じようにやっていく。
「海の中、きれいな熱帯魚を見て」
「きれいな女優さんを見て」
 というように。
 最後に
「杉渕先生を見て」
「わあ きたねー」(爆笑)


 
inserted by FC2 system