2学期の学級創り 



  2004 2学期スタート
 
  ◆始業式
  態度は、まあまあ。
  指は伸びていない。
  校歌、全体的にがくんと落ちている。
  声が出ない?出さない? 両方だろう。
  音楽の先生との会話。
 「見事に落ちましたねー」
 「ここがスタートだわ」
 「すばらしい。子どもを責めない」
 「教室で歌わせてみよっと」
 
  ◆教室で
  「あいさつ」全体でおこなう。
  声が出ている。
  「あいさつ 36連発」一人ずついわせる。
  声が出ている。
  ※転入生も声を出している。
  
  夏休みについて 一言 指名なし発言。
  発言の声が出ない。
  がくんと落ちている。
 
  歌や音読は、まあまあ
  落差にびっくり。
  ものすごい違いである。
 
  習慣になっているものは、あまり落ちていない。
 
  北島の「ちょー氣持ちいい」をやらせる。
  知らない、見ていない子が多いのにびっくりした。
  関心がないのだろうか。
  バリエーション 杉渕を見て「ちょー氣持ち悪い」といわせる(笑)
  
 
  アニマル浜口さんの「氣合だー」をやらせる。
  
  バリエーション 「勉強は」「嫌いだー」
  ※実感がこもっていた。
 
  ◆夏休みの課題
  さぼった子は、自己申告させる。
  3人が「やっていません」といいにきた。
  「笑ってゆるして」(これが、キーワード)
  プレッシャーをかけない。子どもを責めない。
  にこっと笑っていう。
  「今日からはじめようね」
  なんていい先生なんだろう(笑)
 
  この方が、お互い氣持ちが楽
 
 
  ■落ちているもの、落ちていないもの
 
  ★大掃除
  掃除は、だいたいオーケーか。
  しっかりやっていた。
  私は、4階の廊下をすべて掃く。
 
  ◆基礎学力づくり
  ・10マス計算 かけ算 転入生(かけ算)も、まあまあ。
  ★「なんのこれ式」(かけ算)を入れる。
   1回目、できない子はまるっきりできない。
   夏休みの補習でやったことがある子もいた。
   少し練習させる。
   2回目、1回目より速くなる。
   少し練習すれば、すぐ2分切れるようになるだろう。
   速い子は、はやくも1分を切った。
 
   漢字 陰山先生の本に載っているもの
      →実態調査。 1年〜6年までの漢字。
       どれくらい書けるか。
 
  ◆引き渡し訓練
  おしゃべりなどはなかったが…崩そうと思えばすぐ崩れる。
  まだ、そんな感じ。
 
 
  第一印象
  子どもたちが大きくなっている。
  私の身長は縮んでいるのに…
  1ヶ月の間に、肉体的な成長をしている。
  精神的な成長は、どうだろうか?
 

 
 

  9月2日    2日目
 
  猛暑。
  4階は、とにかく暑い!
 
  ◆チャレンジタイム
  ・10マス計算 かけ算
  転入生に合わせて、10秒制限。
  すぐに追いつくだろう。
  ・なんのこれ式の2回目
   練習してきた子は、速くなっている。
   当然の結果である。
   これは、練習しないとできない。
   (例)答えが12になる九九を見つける。
    2×6、6×2、3×4、4×3 このように書くのである。
 
  ◆効果的な練習方法を考えさせる。
 
  ・「いろはかるた」(京都)
  「いろはかるた」京都編に入る。
  力が弱い子に合わせて、ゆっくり入る。
  練習方法を意識させる。
  多くの場合、力の弱い子は、練習方法もよくない。
  ただ練習しているだけである。
  順番に読んでいくだけ。
  これでは力はつかない。
 
  頭を使って練習することを意識させる。
  つっかえたところに印をつける。→そこを覚える。
  1つにつき3回ずつよむ。
  3つ(5つ)ずつ練習する。
 
  練習方法を考えさせる。
  練習(2分)→方法を考える(2分)→練習
  
  班で話し合わせる。
  自分がおこなっている練習方法について話す。
  情報交換。
  友達の方法を取り入れて、次の練習をする。
 
  効果的な練習方法についていわせる。→指名なし発言。
  ・共通する。
  ・自分に合ったもの。
 
  ◆席決め
  男子21名、女子15名。
  4人ずつの班が9つできる。
  そのうち3つの班が、女子1名の班である。
  女子1人。さっとゆずった3人は立派!
 「ありがとう。今度は、最優先するからね」
 
  ◆夏休み新聞
  夏休みのまとめ。
  体験したこと、学んだことなどを書かせる。
 
 
  ◆グループ学習
  「いろはかるた」
  2学期のオリエンテーション
    自分のため
    みんなのため
 
   挑戦
    得意なことを伸ばす
    新しいことをやってみる
 
  水泳記録会のエントリー
 
  運動会
   実行委員会
   応援団
   リレー
 
  やる氣
 
  ◆グループ学習
  仲間で学ぶ意味。
  単に席を変えたい…
  という意識を変える。
 
  ◆学ぶ意味
  一人で学ぶ
  グループで学ぶ
  みんなで学ぶ
  それぞれの意味を考えさせたい。
 

  9月3日  3日目
 
  基礎学力づくりを通して、学習のリズムをつくる。
  
  ◆なんのこれ式
  3日目ともなると、様子が変わってくる。
  夏休み氣分も抜けてきたのだろう。
  集中力が違う感じがする。
  練習してくる子も増えている。
  2分切る子が続出。
  いっぺんに30秒以上速くなった子もいた。
 
  意識の違いがスピードの違い。
  意識の違いが上達の違い。
 
  ◆いろはかるた(京都)
  班ごとの練習。
  前日より、学習の入りがスムーズ。
  あれこれいわないで、まずは読むのがいい。
  各班(9つの班がある)の様子を見る。
  ちらっと見れば、だいたいの実力がわかる
 
  練習後、タイムを計る。
  かるたのプリントは、3列になっている。
  今日は、上段のみをおこなう。
  班ごとにタイムを計る。
  2回行う。
  これが1回だと、意味がない。
  2回行う意味
  ・他の班の音読を聴く → 刺激を受ける、いいものを取り入れる
  ・1回目を基準にする → もっとよく、もっと速く
 
  グループ練習
  先ほどの練習とは違う。
  意識が明確になる。
  やることがはっきりする。
  教室の空氣が一氣に熱くなる。
  ただ練習するのではなく、考えて練習する必要がある。
  4人の氣持ちがそろわないと、いい練習はできない。
  勝負は、練習のときに決まっている…
  しかし…そんなことをいっても「ふーん」で終わり。
  子どもの動きは変わらない。
 
  2回目は、どの班もタイムを上げた。
  3秒短縮した班もある。
  最高記録は、15、3秒。
  タイムがいい班は、速い、声がそろっている、声が大きい。
  「はやい、おおきい、そろう」三拍子そろっている。
  速いがあとはダメという班がないのがおもしろい。
 
  
  ◆自分のために、人のために
  ・自分のため
  ・人のため
 
  代表委員の選出。
  最終的には、立候補で決まる。
  Aさんは、夏休みよく補習にきていた。
  やる氣が違う。
  応援団にも入り、リレーの選手にも立候補している。
  月曜日に、選手を決める。
 
  昨日、わが子は…
  足痛で、3位。
  リレーの選手になれなかった。
 「足が痛くて…」
 「いいわけするな!」
  まず、母親に叱られ、夜は父親に叱られた。
  やわらちゃんを見習え!
  
 
  ◆応援団
  応援団を決める。
  立候補で決まる。
 「ゆずる人はゆずりましょう」
  ゆずる子多数。
  男子は、定員4人のところ5人が残った。
 「どうしても、応援団に入りたい」
  ジャンケンできめた。
 
 「ゆずってくれた人、ありがとう」
  ゆずった子は、クラスの応援団になってもらうことにした。
  クラスの前に立って応援するのである。
 
  女子は、最初、2人が立候補。
  後で2人が立候補。
 
  応援団になった8人に声出しをさせる。
 「フレー、フレー、新河岸」
  どの子も、迫力ある声である。
  合格!
  
  ◆水泳記録会
  泳ぎ納めである。
 
  ◆アレルギー
  給食時の話
  転入生は、アレルギーをもっている。
  たとえば、卵、バターなどが食べられない。
  今日は、カレーうどん、カップケーキが食べられなかった。
  家からおにぎりを持ってきていた。
 「君たちもアレルギーなんだよ」
 「何のアレルギー?」
 「勉強アレルギー」
  みんな納得!
  

  最初の3日間
 
  ★基礎学力づくりを通して、学習のリズムをつくる
  転入生もあり、ゆっくりスタート。
  10マス計算は、10秒制限。かけ算をおこなう。
  「なんのこれ式」
  九九の答えになる式を見つける。
  (例)12だったら、 2×6、6×2、3×4、4×3
  新しい取り組みで、刺激を与える。
  簡単そうに見えるが難しい。
  最初は、歯が立たない子が多かった。
  夏休みぼけも手伝って。
  音読は、「おはようございます」36連発から。
  声を出すことをメインにする。
  超高速読み「いろはかるた」(京都)
  新しい班でのグループ学習のメインとする。
  ・声を出す。
  ・声をそろえる。
  協力しないとうまくいかない。
  音読の上達=班の実力アップ。
  学力のみならず、人間関係もよくなる。
  速い班は、協力できている。
  
  漢字は、1〜4年生の復習。
  書き順
  土堂小藤井先生に教えていただいた「書き順のコツ」を伝授。
  子どもたちは感動していた。
  ※近く本が出るとのこと。待ち遠しい。
  新河岸小の教頭先生に教えていただいた書き順のクイズ。
  「座」の書き順。
  恥ずかしながら、私は間違っていた(笑)
  子どもたちのほとんども間違っていた。
  書き順も、奥が深い。
  もっと勉強しなくては。
 
  ★行動する意味
  ・自分のため
  ・みんなのため
  両方の視点で行動しようとはたらきかけた。
  ※これは、私自身にいっていることでもある。
  運動会の応援団、実行委員、代表委員の仕事
  Aさんがすばらしい。
  やる氣がすごい。
  1学期よりもオーラが強くなっている。
  今学期は、かなり伸びるだろう。
 
  ★私自身
  「笑笑」飲み屋ではない。
  「えみえみ」と読む。
  この夏師匠にもいわれたことを実践している。
  「いつもにこにこしていなさい!」
  ※無理だよー(笑)
  「きりっとした顔をするのは、次に笑うため」
  居合い抜きみたいだな。
  これは、まあまあできているが…
  忙しくなると、メッキがはがれる。
 「先生のおかずがないよ」
 「先生の箸がないよ」
  ついつい、小言をいってしまう。
  「親父の小言はあとで効く」「教師の小言は効果なし」
 
  「笑笑」状態でいるためには、心のゆとりが必要
  毎日が、給料日だと思うかな(笑)

  第二週   9月6日(月)
 
  第二週に入る。
  今日は、宮崎から参観者あり。
 
  全校朝会
  校歌、音楽の先生がお休みのため、私が指導。
  やはり声が小さい。
  少し練習させる。
  まだ小さい。
  1年生から順番に「大空」のところ(冒頭部分)だけ歌わせる。
 「おおーぞら」
  1〜3年生までは、声が小さかった。
  4年生は、少し声が出ていた。
  さすがに、上学年と下学年は違う。
  上級生(4〜6年)だけのことはある。
  最後に全員で歌う。
  始業式にくらべればいいが…復活はまだ遠い。
 
  図工の予定だったが…
  時間数の関係で予定変更
  
  リハビリ期間中の授業
 
  休み明けの日、キーワードは「意識」
 
  フラッシュカード
  反応力を鍛える。
  たし算、ひき算、かけ算をおこなう。
  反応が鈍い子がいる。
  休み明けのため、頭がまだ起きていないようである。
  どんどん変えていく。
  班ごと、一人ずつなど。
 「たす8」
  たし算をやらせる。
  次の班には、
 「かける7」
  というように進めていく。
  
 
  10マス計算 かけ算
  転校生がいるため、10秒制限。
  表面は、1列ずつ。裏面は、連続でおこなう。
 
  ◆なんのこれ式  意味のある練習
 
  今日は、3回行う。
  1回目、子どもたちの意識はどうだろうか。
  練習してきた子は、意識が高い。
 「よーし、新記録を出すぞ」
 という思いが伝わってくる。
  一方、休み氣分が抜けていない子は、意識が低い。
  ※少数。
  はたして、結果はその通りになった。
 
  練習させる。
  すぐに練習をやめプリントをしまってしまうのは、記録が悪い。
 「練習している? 2回目やりますよ」
  あわてて練習を始める。
  1回で終わってしまうと、(今の段階では)練習にならない。
  やらないよりはまし…というレベルである。
  このような練習を積みかねても、意味はない。
 
  合格した子(2分切った子)に、発言させる。
 「速くなるコツ」
  ・スタートダッシュする。→最初遅いとそのままいってしまう。
  ・反対を書く。→1×6と書いたら、次は6×1と書く。
  ・(答えが)1〜10までをマスターする。
   →わりと簡単なので、すぐに覚えられる。
    必ず1がある。1×□がある。
    いっぺんに全部覚えようとせず、まず1〜10を覚えるといい。
  ・苦手なところを抜き出す。
   →チェックする。蛍光ペンでわく囲みする。
    そこを練習する。
 
  ただ練習してもうまくならない。
  意識が低いと、ほとんどが無駄になる。
  やらない方がいいということもある。
 
  練習には、意味を持たせなくてはならない。
  3回やったら、それぞれに意味がある。
  3つまとめての意味もある。
 
  意識して練習すると、空氣が違う。
  雰囲氣ががらっと変わる。
 
 
   世の中は、一発勝負
 
  ◆いろはかるた(京都)
  グループごとに練習をさせる。
     1回目        2回目
  1班 18.99秒 →  15.31秒
  2班 16.72秒    14.30秒
  3班 16.29秒    14.33秒
  4班 15.75秒    13.21秒
  5班 17.00秒    15.10秒
  6班 15.87秒    14.16秒
  7班 15.58秒    14.39秒
  8班 15.92秒    13.50秒
  9班 13.14秒    12.32秒
 
  いい練習をしないと、タイムは短縮できない。
  タイムを縮めるためには…
  ・一人が練習して速くなる。
  ・息を合わせる。
  ・作戦を練る。
   (例)誰かに合わせるのか、みんなでそろえるのか。
      入りを少し小さく柔らかく。
      あらかじめ息を吸っておき「一寸先は」と入る。
 
  9班は、練習がすばらしい。
  すぐに練習にはいる。無駄がない。
  すぐ話し合う。
  協力ができている。
  スピード、声の大きさは、他の追随をゆるさない。
  
 
  ◆認識
  「『なんのこれ式』上達法」について書かせる。
 
  少数のかけ算、小数のわり算の復習。
  1学期やったことを、覚えているか。
  ・やり方
  ・ポイント
  ・注意する点
  ・間違いやすい点
  
  グループ学習
  班での話し合い。
  お互いに説明しあう。
 
  全体で、説明。
 
  ◆書く
  書いて考える。
 
  ◆「あなたへ」の授業
 
  音読(表現読み)
 
  感情、氣持ち → 伝える
 
  やったあ
  と叫んでください
  
  ・「言う」と「叫ぶ」はどう違うのか。
  ・「叫ぶ」の方が…
    思いが強い。
    2倍くらい。3倍くらい〜100倍くらい。
    思いが伝わる。
    言葉だけでなく腕を上げる。
    体全体で表現する。
    ジャンプする。
    ガッツポーズする。
   ・初めてできたという感じ。
   ・目標を達成したとき。
 
   だれが…叫ぶのか
 
   たとえば、どんなときか
    ・例示 アテネオリンピックで金メダルを取ったとき
   
   自分自身
   何かを見て
   何かを応援して
 
   意識しているのか、自然に声が出てしまうのか。
 
   伝えるのか、伝わるのか。
 
 
  その他の授業については、略。
 
  運動会リレーの選手を決める。
 
  委員会。

  第二週 2日目

  9月7日(火)
 
  チャレンジタイム
 
  10マス計算 かけ算
  力が戻ってきている。
  昨日までとは段違いのスピード感(全体が)。
  連続の方も、記録が戻ってきた。
 
  ◆なんのこれ式!
  こちらも、よくなってきた。
  慣れと練習、工夫の成果。
  ただ練習するのではなく、頭を使った練習。
  意味のある練習。
  これを、具体的に考えさせている。教えている。
 
  今日からプリントを両面刷りにする。
  2回行う。
  1回目は、テスト。
  やる前に、少し時間をとる。
  ものの30秒くらいではあるが。
  テスト開始までの時間をどう使うか?
  意識の低い子は、何も考えていない。
  意識の高い子は、たとえば次のようなことをしている。
  ・苦手なところに印(色)をつけている。
  ・苦手なところを練習している。
  ・頭(目)で練習している。
  時間を無駄にしていないのである。
  わずか30秒、されど30秒。
  30秒間に計り知れない差がある。
 
  1回目のテスト終了。
  力の差がはっきり(これは、イコール意識の差)。
  練習しているかしていないかがもろに出る。
  急激にタイムを縮める子は、やはり練習している。
  一氣にタイムが30秒縮むのはざら。
 「遅い人ほど、タイムが縮むんです」
  トップの子は、初回1分7秒。
  今は、57秒である。
  10秒縮めている。
  最初、2分かかって半分もできなかった子がいる。
  ※夏休みの補習で1回やったら、5分かかったという。
  その子が、今は1分20秒である。
 
 
  ◆「いろはかるた」の超高速読み
  今日は、二段目をやらせる。
  練習法を班で工夫させる。
  ・通して読む。
  ・部分を読む。
    (例)3つずつ、5つずつ
  ・バック方式
   1つずつ増やしていく。
    Aだけ。
    できたら、次はAとB。それができたらAとBとC
    ※必ず最初からやる。
  いろいろな方法の中から選択する。
  話し合う。→練習する。
 
  できない子は、個別指導。
  どうしても「袖ふりあうも他生の縁」がいえない。
  他のできるところからはじめることにした。
 
  ◆「あなたへ」(詩)
  表現読み「やったあ」の部分
  もう、恥ずかしがる子はいない。
  ・ガッツポーズして「やったあ」
  ・ジャンプして「やったあ」
  ・ハッスルポーズで「やったあ」
  ・にこっとして少し押さえて「やったあ」
  ・両膝をついて(ゴールを決めたいシーンのように)「やったあ」
  などなど。
  おもしろい。
 「じゃあ、2周目ね」
 「えっ、もう1回やるの?」
 「当然でしょう。あっ、もう2回ね」
 「ええーっ」
  3周やる(笑)
  1回目自由、2回目かわいらしく、3回目自由。
  おまけとして、応援団バージョンをやらせる(4回目)。
  どの子も大声を出した。
  5年生はいったい何をやっているのだろう(笑)
 
  いろいろな表現がある。
  言葉だけでなく動きをつける子が多かった。
  おもしろいねー。
 
  「あああ とくやしがってください」の部分を解釈させる。
  ・くやしいのはどんなときか(子どもたちが出した問い)
    負けたとき、失敗したとき、ふられたとき
    努力したのに結果がよくないとき
    応援している人が負けたとき
    その他いろいろ
  ・くやしいとがっかりは、どう違うか。
   「あああ」これは、がっかりしたときもいうので。
  比較することによって、単独では見えなかったことが見えてくる。
 
 
  ◆算数 「少数のかけ算、小数のわり算」
  辺の長さと面積との関係
  整数で成り立つことが小数でも成り立つか
 
  ◆社会 「私達のくらしと工業生産」 導入
   工業ってなーに?
   身の回りにある工業製品は?
   家にある工業製品→アトランダムに発言 たーくさん出された。
    ↓  ちょっとしぼる。 ※発言の仕方
   玄関にある工業製品
    ↓
   いろいろ出された中で、靴にしぼる
    ↓
   靴…げた、サンダル、ビーチサンダル、革靴、運動靴など。
     男子用、女子用、子ども用、大人用
     日本では、外国では、今は、昔は
 
  「四次元ポケット」の発言方法をおさらいさせる。
 
  ◆理科 オリエンテーション
  これからの学習の予告。
  
  ◆音楽
 
  ◆運動会 
   紅白わけ。
   チームリーダーを決める。
 
  ◆後期の教科書配り
  名前書き。
  読ませる。
  
 

  第二週 3日目
 
  9月8日(水)
 
  体育朝会
  ・紅白にわかれて並ぶ
  ・体操の隊形
  ・応援 声出し
  ・行進
 
  ◆チャレンジタイム 拡大版
  ・計算…10マス計算、「なんのこれ式」
   「なんのこれ式」認識
  ・漢字プリント 1〜5年生の漢字
  ・音読 超高速読み グループ練習
 
 
  ◆「あなたへ」
  表現読み 「やったあ」「あああ」「わあ きれい」の部分をアレンジ。
  班ごとに割り当て読ませる。
  たとえば、1班が「やったあ」の部分を担当する。
  一人ずつ読むのである。
 「やったあ」
 「やったあ」
 「やったあ」
 「やったあ」
  それぞれ独自のいい方で表現する。
  そのあと、クラス全員で「と 叫んでください」をいう。
 
  指名なし発言
  「わあ きれい とうっとりしてください」のところを取り上げる。
  氣がついたこと、考えたことなどをいう。
  今回は、イメージがたくさん出された。
  ・夜空のきれいな星を見て、銀河を見て
  ・透き通った海の中、たくさんの熱帯魚を見て
  という感じである。
 
  最後に表現読み
  私がお題を出す。
 「星空の銀河を見て」
 「わあ きれい とうっとりしてください」(子どもたち)
  同じようにやっていく。
 「海の中、きれいな熱帯魚を見て」
 「きれいな女優さんを見て」
  というように。
  最後に
 「杉渕先生を見て」
 「わあ きたねー」(爆笑)
 
 
  ◆算数 少人数制 「小数のかけ算、小数のわり算」
  
  ◆社会&理科のリンク学習
  「工業」と「流れる水のはたらき」をリンクさせる
 
  ◆5校時 研究授業
 
  チャレンジタイム
  ・計算…10マス計算、「なんのこれ式」
  ・漢字…「一生県名」の班対抗リレー
  ・音読…超高速読み「いろはかるた」(京都)、表現読み「あなたへ」
 
  道徳 『「銅メダル」パーティー」
 
  ※詳しい報告はいずれ…
  

  第二週 4日目
  
  9月9日(木)
 
  ◆チャレンジタイム
  計算
  10マス計算、レベルアップ。
  力が戻ってきた。
  今日はいつもの感じでできた。
  ※多くの子が5秒以内。
  「なんのこれ式」
  こちらもぐんとよくなった。
  転校生ともう一人以外は、2分を切ってきた。
 
  「いろはかるた」(京都)の超高速読み
  全員で通して読む。48秒
  スピードがあがってきている。
  リズムが出てきた。
 
  漢字
  1〜5年生の漢字プリント。
 
  「あなたへ」(詩)
  今日は、「なんだ、これ」の部分を扱う。
  イメージを書かせる
  表現読み3周。
  爆笑の連続。
 
  「工業生産」→自動車に入る。
  グループ学習
 
  「流れる水のはたらき」
  洪水→水の力について
      スピード
      水量
      その他
 
  洪水のメリットは?
 
  指名なし発言
  少し力が戻ってきた。
  進んで発言する子が増えてきた。
 
  認識
  道徳の授業(8日)から。
  「失敗すると責められる」
  「失敗」について考えさせる。
 
  ◆運動会の練習
  今日から運動会モード。
  一人技、二人技、三人技まで。
  思ったよりできる。
  
  ◆算数
  整数のかけ算で成り立ったことは、小数のかけ算でもなりたつか。
  →今日は、、「成り立つ」という結論が出された。
 
  ◆歌
  帰りの会で、歌わせる。
  こちらも、力がもどってきた。
 
 
  ◆保護者会
  ・5年生今の時期
    甘え ⇔ 自立
  ・2学期の重点
   行事を通して 自主的な力を育てる
    9月 運動会
    10月 学校公開、榛名移動教室
    11月 学習発表会
 
  それ以外に、幼稚園との交流
  
 

  第二週 5日目
 
  9月10日(金)
 
  安全指導日
  通学路に立ち、投稿の様子を見る。
 
  あいさつ
  計画委員の子どもたちが校門の前であいさつ。
  我がクラスのAくんはすごい。
  朝7時30分から校門の前に立っている。
  私が出勤したときには、もう立っていた。
 「おはようございます」
  すごい声!
  杉渕鉄良に負けていない!
 
  ◆チャレンジタイム
 
  ・計算
  10マス計算(かけ算)、連続でもタイムが戻ってた。
  多くの子が1分切るようになった。
  転校してきた子は、もう少しで2分切れそう。
  「なんのこれ式」こちらも進境著しい。
  練習法が身になってきている。
 
  ・漢字
  1〜5年生の漢字プリント。
 
  ・音読
  超高速読み「いろはかるた」(京都) 49秒
  表現読み「あなたへ」
 
  ◆「あなたへ」
  「伝えてください あなたを」の部分を扱う。
  誰に伝えるのか、何を伝えるのか、どのように伝えるのか
 
  誰に伝えるのか
  ・親友、友達
  ・家族
  ・自分が大切にしている人、仲間
  
  何を伝えるのか
  ・自分の氣持ち、感情
   うれしい、楽しい、苦しい、悲しい、感動など
  ・自分の思い、考え
 
  どのように伝えるのか
  ・言葉
   直接いう、電話、手紙、メールなど、手話
  ・表情
   目、顔全体、
   目がきらきらする、一点を見る、じっと見る、涙が出る
  ・動作
   ガッツポーズ、握手、手を振るなど
  ・行動
   その人のために行動する、親切にする、
 
  伝えた場合、伝えない場合の違い
 
  伝わる場合、伝わらない場合の違い
 
  ◆失敗について
  道徳の授業の続き
  「失敗」について考えさせる。
  思いつくままにどんどん書かせる。
  (例)
  許される失敗、許されない失敗
  自分だけの失敗
  連係プレイの失敗
  ちょっとした失敗、決定的な失敗
  一度の失敗、何度も失敗
  などなど。
 
  いずれも、認識の授業です。
  いずれも、運動会に向けての布石です。
 
  ◆工業
  グループ学習
  「自動車」について調べたいこと
  (例)
  使われている部品の数
  1日の生産台数
  自動車の種類
  工場で働く人の数
  その他いろいろ
 
  ◆運動会の練習
  組み立て体操 5人技、6人技、10人技
  ピラミッド、タワーなど。
  思ったよりもできる。
  ただ、練習方法はもっと工夫できるだろう。
 
  ◆午前授業
  一斉A部会のため、午前授業。
  体育の授業をいく。
 
  ◆事務処理
  教科書関係書類の作成
  もっとも苦手とする仕事(笑)
  半分終了。
 
  ◆第二週終了
  第二週終了。
  だんだん力が戻ってきている。
  来週は、もっといけるだろう。
  運動会に向けて、力を集中させたい。
  実行委員の仕事もスタートする。
 

  第二週のまとめ
 
  6日と8日が一日公開、9日が保護者会とあわただしい週でした。
  この時期は、さすがに疲れますね。
 
  第二週後半になると、子どもたちの力が戻ってきました。
  スピード感、リズム感、すべての行動がぐんとよくなりました。
  ようやく、休み氣分が抜けてきたようです。
  とはいっても、まだまだ。
 
  振り返ってみると…
  ・意識を明確にする
  ・認識力をつける
  ことに重点が置かれていますね。
 
  ◆認識
  「なんのこれ式」
  自分の実態を分析。
  対策を練る。
  グループでの話し合い、全体での話し合い。
  お互いに見つけたポイント、コツを発表する。
  いいと思ったものを取り入れる。
  ・効果的な練習…思いを込めて、明確な目標、明確な意識
  ・本番前…本番前をどう過ごすか(直前の30秒)、登校してから
  ・本番と本番の間の練習…
  ・タイプの把握…自分のタイプを把握し、それにあった練習をする。
  
  →ほとんどの子が、2分切り達成。
   残りは、転校生ともう一人。
 
  「いろはかるた」の超高速読み
  グループ学習中心。
  ・声をそろえる
    みんなで合わせる…並び方、スタート時、中間時
    ブレスをそろえる。
    速い子に合わせる。
  ・スピード…均等、最初速く、だんだん速くなど
        息を吸っておきすぐスタートする。
  ・練習方法
    通し
    部分
    3つずつ、5つずつなど
 
  ◆表現
  「あなたへ」(詩)
  表現読みバリエーション
  「やったあ」「あああ」「わあ きれい」「なんだ、これ」
  をいろいろな表現で読ませる。
  一人に何回もやらせる。
  →安心させない。考えさせる。ひねり出させる。引き出す。
  「やったあ」36連発×3セット
  全員が3回やる。
  やらない子はいない。みんながやることが大切。
  しかも、1回で終わらないところがみそ。
 
  歌も、ようやく声が戻ってきた。
 
  ◆考える力
  すべてのことで、考える力をつける。
  一文を読み、氣づいたこと、考えたことなどをいわせる、書かせる。
  いろいろな角度から、アタックさせる。
 (例)「やったあ」と叫んでください(詩の一節)
  ・例示…自分の体験、見たこと
  ・いろいろないい方…大きな声で叫ぶ、心で叫ぶ、感動を味わうように
  ・状況…どんな状況かイメージする。
  ・対象…自分、誰に向かっていっているのか
  それ以外に
  ・その場だけのことか、ずっと取り組んできたことが成就したのか。
  ・一人か、チームか。
  などなど。
 
  ◆自動(自ら動く〜)
  グループ学習
  運動会の役決め
  運動会の練習
  掃除
  その他
 
  ◆イニシアチブ
  学級のため、学校のために行動する。

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