10マス計算
 
      伸びない子の指導   

  伸びない子の指導

 10マス計算に取り組みます。
 最初はドングリの背比べだったのが、だんだん差がついてきます。
 1か月もたてば、大きな差がつきます。
 ぐんと伸びた子、あまり伸びない子、その差は歴然です。
 「この子は速くならない」という前に、分析してみましょう。

 スピード分析
 何が遅いのでしょうか。

  心のスピード
  頭のスピード
  手のスピード




【心のスピード】
 やる気の問題です。
 「やりたくない」という多くの子は、計算力が弱い子です。
 できている点をうんとほめてください。
 その子に合わせて、目標を設定してください。

【頭のスピード】
 答えがパッと出てこない状態です。
 分析して、苦手なものを練習させてください。
 その子にまかせるのではなく、教師がいっしょに練習するのがいいと思います。

【手のスピード】
 数字を速く書く練習をさせましょう。
 +0が何秒でできるでしょうか。
 ただ写すだけでも、速く書けない子もいます。
 教師が手をもって、いっしょに書きます。
 1列10秒のスピードを体感させてください。

【指導のポイント】
 ・教師がその子の実態を分析し、弱いところを見つけます。
 ・やる気にさせる言葉かけをします。
  認める、励ます、ほめる。
 ・いっしょに練習します。



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